「ビッグコミックスピリッツの漫画で、次に読むおすすめを知りたい」「大人向けの重い作品も気になるけれど、いきなりクセの強い1作を選んで挫折したくない」——そんな方のために、読みやすい順におすすめを並べました。
先に結論をいうと、ビッグコミックスピリッツはスポーツの王道からミステリー大作、心をえぐる青春ドラマ、サスペンスまで、”大人が読む漫画”の振り幅がとにかく広い雑誌です。
この記事では、当サイトで全巻ガイドを公開しているスピリッツ作品4本を、間口の広さ(=初めてでも読みやすい順)にランキング形式で紹介します。巻数・ジャンル・映像化の有無も一覧表にまとめました。
紹介する4作品はすべて完結済みなので、途中で止まる心配なく最終巻まで一気読みできます。全巻まとめ買いの目安になる巻数も添えているので、気になる1作から揃えてみてください。
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ビッグコミックスピリッツとはどんな漫画雑誌か
ビッグコミックスピリッツは、小学館が発行する青年漫画誌です。
同社の「ビッグコミック」シリーズの一誌として、少年誌よりも上の年齢層に向けた作品を長く送り出してきました。
作風の幅がとにかく広いのが特徴で、まっすぐなスポーツものと、読後に重い余韻を残す人間ドラマが同じ誌面に並びます。
今回紹介する『アオアシ』『20世紀少年』『おやすみプンプン』『ホムンクルス』の4作を見比べるだけでも、その振り幅の大きさが伝わるはずです。
映像化に強いのもスピリッツ作品の共通点で、アニメ化・実写映画化を経て新しい読者を獲得してきた作品が並びます。
少年誌との一番の違いは、主人公が必ずしも勝たない点にあります。
挫折や停滞、報われない感情までを物語の一部として描き切るため、読み終えたあとに答えが手渡されない作品も少なくありません。
その手触りを「重い」と感じるか「誠実」と感じるかで、スピリッツ作品との相性は決まります。
この記事では、当サイトで全巻ガイドを公開しているスピリッツ作品の中から、読みやすい順におすすめを紹介します。
ビッグコミックスピリッツのおすすめ漫画の選び方

青年誌の作品は「面白いかどうか」より先に、自分がどこまでの重さを受け止めたいかで選ぶと失敗しません。
1. まずは”読み口の重さ”で決める
スピリッツ作品は、スポーツ・成長ものの爽やかな読み口から、読み終わったあとしばらく引きずるタイプまで幅があります。
普段あまり青年漫画を読まない方は、まず間口の広い作品から入って、そこから重い方向へ進むのが安全です。
この記事のランキングは、この「読み口の重さ」を軸に並べています。
2. 巻数で”揃えやすさ”を見る
今回の4作は全13巻から全40巻まで幅があり、まとめ買いのハードルもかなり違います。
短めの作品なら1〜2回の注文で最終巻まで揃い、長編は集める楽しみが長く続きます。
紙のコミックスは1冊あたり数百円台後半が目安ですが、巻・版・時期で変わるため、実際の合計金額は各巻の商品ページで確認するのが確実です。
3. 映像化から入るかどうか
アニメや実写映画を先に観てから原作へ進むと、世界観に入りやすくなります。
今回の4作のうち3作は映像化されており、原作のどこまでが映像化されているかを確認してから買い進める手もあります。
選び分けまとめ
爽やかに読みたいなら『アオアシ』、大長編のミステリーに浸りたいなら『20世紀少年』が向いています。
心をえぐられる読書体験を求めるなら『おやすみプンプン』、暗く尖ったサスペンスなら『ホムンクルス』です。
ビッグコミックスピリッツのおすすめ漫画ランキング1位|アオアシ(全40巻・サッカー)
読みやすさ:★★★★★/ジャンル:スポーツ・育成/全40巻で完結
小林有吾によるサッカー漫画で、地方の中学生・青井葦人がJリーグクラブのユースチームに飛び込み、プロを目指して成長していく物語です。
最大の魅力は、”うまい選手”ではなく”考える選手”になっていく過程を丁寧に描いているところにあります。
視野・ポジショニング・戦術理解といった、これまでのサッカー漫画があまり正面から扱ってこなかった部分が物語の中心にあり、サッカーを知らない読者にも「なぜ今その動きが正解なのか」が伝わるように組み立てられています。
主人公が壁にぶつかり、考え方を作り替えて次の段階へ進むサイクルが繰り返されるため、育成もの・成長ものとしての読み応えも抜群です。
アニメ化もされており、スピリッツ作品の入口として最も間口が広い1作といえます。
全40巻と今回の4作では最長ですが、その分だけ長く浸れます。
→ 巻数の詳細や全巻の揃え方は アオアシは全40巻で完結!全巻ガイド をどうぞ。
ビッグコミックスピリッツのおすすめ漫画ランキング2位|20世紀少年(全24巻・ミステリー)
読みやすさ:★★★★☆/ジャンル:ミステリー・サスペンス/全24巻で完結
浦沢直樹による長編ミステリーで、子どもの頃に空想で描いた”世界の終わり”のシナリオが、大人になった主人公たちの前で本当に起こりはじめる物語です。
「ともだち」と名乗る謎の人物の正体を追う本筋に、少年時代の記憶がパズルのように差し込まれる構成で、次が気になって止まらない牽引力があります。
昭和の空き地や秘密基地といった郷愁を誘う描写と、世界規模の陰謀が同居しているのが独特の味わいです。
本編22巻に続編の『21世紀少年』上下2巻を加えた全24巻で物語が完結します。
実写映画3部作としても映像化されており、映画から入って原作で答え合わせをする読み方もできます。
伏線量が多いぶん、まとめ買いして一気に読むほど面白さが増すタイプの作品です。
→ 読む順番や全巻の内訳は 20世紀少年は全24巻で完結!全巻ガイド で確認できます。
ビッグコミックスピリッツのおすすめ漫画ランキング3位|おやすみプンプン(全13巻・青春ドラマ)
読みやすさ:★★★☆☆/ジャンル:青春・人間ドラマ/全13巻で完結
浅野いにおによる青年漫画で、主人公プンプンだけが鳥のような記号的な姿で描かれるという、一度見たら忘れられない表現が有名な作品です。
小学生時代の淡い初恋から始まり、家庭・進路・恋愛と、成長にともなって主人公の人生が少しずつ軋んでいく過程を追いかけます。
背景の緻密な描き込みと記号的な主人公の対比が、読者の感情を主人公に流し込む装置として機能しており、他の漫画では味わえない没入感があります。
決して明るい物語ではありませんが、思春期特有の焦りや自意識の描き方が生々しく、「刺さる人には一生残る」と語られることの多い1作です。
全13巻と今回の4作では最も短く、重い作品ながら手に取りやすい巻数に収まっています。
心の余裕があるときに、腰を据えて読むことをおすすめします。
なお本作は連載途中で掲載誌が週刊ヤングサンデーからビッグコミックスピリッツへ移り、スピリッツで完結を迎えています。
→ 全13巻の詳細は おやすみプンプンは全13巻で完結!全巻ガイド から確認できます。
ビッグコミックスピリッツのおすすめ漫画ランキング4位|ホムンクルス(全15巻・サスペンス)
読みやすさ:★★☆☆☆/ジャンル:サスペンス・心理/全15巻で完結
山本英夫による心理サスペンスで、頭蓋骨に穴を開ける「トレパネーション」という施術を受けた主人公が、他人の内面が歪んだ像として”見えて”しまうようになる物語です。
見えてしまった歪みの正体を探るうちに、主人公自身が抱えていたものへとたどり着く構成で、他人を覗く物語がいつのまにか自分を覗く物語へ反転していきます。
人間の心理を視覚的な異形として描く表現が強烈で、今回の4作の中では最もクセが強く、読者を選ぶ作品です。
そのぶん一度ハマると抜け出せない中毒性があり、青年漫画を読み慣れた方には刺さります。
実写映画化もされており、映像で雰囲気を確かめてから原作に進むのもよい選択です。
全15巻とまとめ買いしやすい巻数なので、覚悟が決まったら一気に揃えてしまうのがおすすめです。
→ 全巻の揃え方は ホムンクルスは全15巻で完結!全巻ガイド をどうぞ。
ビッグコミックスピリッツのおすすめ漫画 巻数・完結状況の一覧表
紹介した4作品を、巻数・ジャンル・映像化の有無で整理しました。
| 作品 | 作者 | ジャンル | 巻数 | 映像化 |
|---|---|---|---|---|
| アオアシ | 小林有吾 | スポーツ・育成 | 全40巻で完結 | アニメ化あり |
| 20世紀少年 | 浦沢直樹 | ミステリー | 全24巻で完結(本編22巻+21世紀少年2巻) | 実写映画3部作あり |
| おやすみプンプン | 浅野いにお | 青春・人間ドラマ | 全13巻で完結 | なし |
| ホムンクルス | 山本英夫 | サスペンス | 全15巻で完結 | 実写映画化あり |
4作すべてが完結済みのため、連載を追いかける必要がなく、いつ読み始めても最終巻までたどり着けます。
ビッグコミックスピリッツのおすすめ漫画を全巻まとめ買いするなら
完結作は、途中で買い足す手間がないぶんまとめ買いとの相性が最も良いのが利点です。
短い巻数から試すなら
まず1作を最後まで読み切りたい方は、全13巻の『おやすみプンプン』か全15巻の『ホムンクルス』が候補です。
いずれも十数巻で結末まで到達するため、費用と積読のリスクを抑えつつ、青年漫画の濃さを体験できます。
長く浸りたいなら
読み応え重視なら、全24巻の『20世紀少年』や全40巻の『アオアシ』です。
巻数が多い作品は合計金額も上がるため、まず数巻を買って相性を確かめ、続きをまとめて揃える買い方が無駄になりません。
紙と電子で選び分ける
紙で揃えるなら、全巻セットとして売られている商品があればそれが最も手間の少ない買い方です。
セットが見つからない場合は各巻を1冊ずつ選ぶことになりますが、完結作は在庫が安定しやすく、順番に買い足しても抜けが出にくいのが利点です。
電子書籍なら置き場所を取らず、全40巻クラスの長編でも本棚を圧迫しません。
まず1巻だけ買って読み口を確かめ、合うと分かってから残りをまとめて購入する、という進め方がしやすいのも電子のほうです。
買う前に確認したいこと
紙のコミックスは1冊あたり数百円台後半が目安ですが、巻ごとに定価が異なる場合があります。
正確な合計金額は、各作品の全巻ガイドと商品ページで確認してください。
どの作品も第1巻の試し読みが用意されていることが多いため、迷ったらまず1巻を読んでから判断するのが結局いちばん失敗しません。
ビッグコミックスピリッツのおすすめ漫画によくある質問
Q. ビッグコミックスピリッツの漫画で最初に読むならどれ?
A. 青年漫画に慣れていない方には『アオアシ』が最もおすすめです。スポーツ・成長ものとして読み口が爽やかで、サッカーに詳しくなくても楽しめます。アオアシの全巻ガイド から巻数と揃え方を確認できます。
Q. 紹介した4作品はすべて完結していますか?
A. はい、4作品とも完結済みです。『アオアシ』が全40巻、『20世紀少年』が全24巻(本編22巻+『21世紀少年』上下2巻)、『ホムンクルス』が全15巻、『おやすみプンプン』が全13巻です。
Q. 重すぎない作品はどれですか?
A. 4作の中では『アオアシ』が最も間口が広く、次いで『20世紀少年』が娯楽性の高いミステリーとして読めます。『おやすみプンプン』と『ホムンクルス』は読後に強い余韻が残るタイプなので、体調と気分に余裕があるときに読むのがおすすめです。
Q. アニメや映画から入っても大丈夫ですか?
A. 問題ありません。『アオアシ』はアニメ、『20世紀少年』は実写映画3部作、『ホムンクルス』は実写映画として映像化されています。映像で雰囲気をつかんでから原作を読み進めると、続きの巻を選びやすくなります。
Q. 巻数が少なくて短く読める作品はどれですか?
A. 全13巻の『おやすみプンプン』と、全15巻の『ホムンクルス』が短めです。どちらも十数巻で結末まで到達するので、まとまった時間が取れる週末なら一気に読み切れる分量です。
Q. ビッグコミックスピリッツはどこの出版社の漫画雑誌ですか?
A. 小学館が発行する青年漫画誌です。この記事で紹介している4作品も、すべて小学館のコミックスとして刊行されています。
まとめ
ビッグコミックスピリッツには、王道のスポーツ漫画から大長編ミステリー、人間の内面をえぐる青春ドラマやサスペンスまで、大人が読み応えを求めて手に取れる完結作がそろっています。
まずは間口の広い『アオアシ』から入り、そこから『20世紀少年』『おやすみプンプン』『ホムンクルス』へと重さを上げていく順番なら、青年漫画が初めての方でも無理なく進めます。
4作すべてが完結済みなので、最終巻まで一気に読み切れるのも大きな利点です。
気になる作品が見つかったら、それぞれの全巻ガイドから巻数と揃え方をチェックしてみてください。
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出典・参考
- ビッグコミックBROS.NET(小学館 ビッグコミック公式): https://bigcomicbros.net/
- 小学館 コミック公式サイト: https://csbs.shogakukan.co.jp/






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