「ハニーレモンソーダって全31巻もあるけど、最後まで読む価値ある?」「アニメで気になったけど『つまらない』という声も見かけて不安」——完結してまとめ買いを検討しているからこそ、そう検索した方も多いはずです。
先に結論を言うと、ハニーレモンソーダは「主人公・羽花の成長描写」「界との関係が少しずつ変わっていく積み重ね」で強く支持される一方、長期連載ゆえの展開の反復や、絵柄・キャラの見分けやすさについては賛否が分かれる作品です。
ただし数字で見ると評価はかなり高い側に寄っており、めちゃコミックでは約8,300件のレビューで平均4.3という高水準です(2026年7月時点)。
この記事では、こうした客観指標と実際の口コミの傾向を並べたうえで、良い評判と気になる評判の両方をできるだけ中立にまとめました。
結末のネタバレには触れていないので、読み終えるころには「自分は全31巻を楽しめそうか」の見当がつき、安心して1巻に手を伸ばせるはずです。
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ハニーレモンソーダの評価は実際どう?口コミ・レビューまとめ
まずは、感覚ではなく数字で全体像をつかんでおきましょう。
媒体ごとのスコアを並べると、評価の傾向がはっきり分かれます。
| 媒体 | スコア | 傾向 |
|---|---|---|
| めちゃコミック(漫画レビュー) | 平均4.3(約8,300件) | 原作漫画は高評価が中心。5つ星が過半数 |
| Filmarks(TVアニメ版) | 3.3(レビュー1,335件) | 好評だが原作既読者から辛口の声も |
| Filmarks(実写映画版) | 3.1(レビュー17,131件) | 賛否が最も割れやすい |
いずれも2026年7月時点の数値です。
ここから読み取れるのは、原作漫画の評価は高く、映像化作品ほどスコアが下がるという構図です。
実際、シリーズ累計発行部数は1,600万部を突破しており(集英社発表)、りぼん作品としては異例のヒットとなりました。
つまり「つまらない」という声の多くは映像化作品や、長期連載の一部区間に向けられたもので、原作全体の評価が低いわけではありません。
以下、良い評判と気になる評判を順に見ていきます。
ハニーレモンソーダが高く評価される良い評判

原作漫画のレビューで繰り返し挙がる評価ポイントは、大きく3つあります。
主人公・羽花の「変わりたい」という成長描写
最も支持を集めているのが、いじめられて自分を出せなかった羽花が、少しずつ自分らしさを取り戻していく過程です。
最初から強いヒロインではなく、臆病な女の子として描かれるからこそ、一歩踏み出す場面の重みが伝わります。
最終回の扉には「これは勇気と救いの物語」という言葉が置かれており、読者が自分の背中を押されたように感じる——この読後感が高評価の中心です。
三浦界の表情と、関係性が変わっていく積み重ね
塩対応だった界が、羽花に対してだけ見せる表情の変化も、レビューで頻繁に言及されます。
派手な事件で引っ張るのではなく、視線や間の取り方で関係の変化を描くタイプの作品なので、じっくり読むほど味が出ます。
物語の流れそのものが気になる方はハニーレモンソーダのあらすじ解説もあわせてどうぞ。
10年の連載だからこそ描けた周囲のキャラの成長
主役2人だけでなく、友人・後輩・他校の生徒まで、それぞれの恋愛や進路の悩みが丁寧に描かれる点も評価されています。
約10年半の長期連載だからこそ、群像劇としての厚みが出たという見方です。
完結した今なら、この積み重ねを最初から最後まで一気に味わえます。
ハニーレモンソーダの賛否が分かれる気になる評判
一方で、評価が割れるポイントもはっきりしています。
読む前に知っておくと、期待値の調整に役立ちます。
長期連載ゆえの展開の反復を指摘する声
複数のレビューサイトで見られるのが、「当て馬キャラの登場と波乱の展開が繰り返される」「似たような話が続く」という指摘です。
約10年半という連載期間を考えれば自然な部分もありますが、テンポよく進む恋愛漫画を求める人には冗長に感じられることがあります。
逆に「日々の息抜きに読むには最高」「安心して読み続けられる」と、この安定感を長所として挙げる読者も同じくらい多く見られます。
絵柄とキャラクターの見分けにくさ
レビューでときどき挙がるのが、「目が大きすぎる」「キャラクターの顔が似ていて誰のセリフか分かりにくい」という絵柄への違和感です。
これは第一印象で合う・合わないが出やすいポイントで、好みの差が大きい部分です。
気になる方は、試し読みで数ページ確認してから決めるのが確実です。
設定へのリアリティの疑問
「いじめの加害者がいる学校に進学するのは不自然では」といった設定面の指摘も一部にあります。
ここは物語の前提として受け入れられるかどうかで、評価が分かれます。
「ハニーレモンソーダはつまらない」と言われるのは本当?
検索でよく見かける「つまらない」「王道すぎる」という声について、フラットに整理します。
読者レビューでは、同じ少女漫画の名作『君に届け』を引き合いに出し、「自信のない主人公が人当たりの良い同級生をきっかけに周囲に溶け込んでいく」という骨子の近さを指摘する声が一定数あります。
少女漫画を読み慣れた人ほど既視感を覚えやすいのは事実でしょう。
ただし、めちゃコミックの評価分布を見ると5つ星が過半数を占めており、「王道であること」自体を安心材料として評価する読者のほうが多数派です。
王道の型を使いながら、羽花という一人の女の子が10年かけて変わっていく過程を最後まで描き切った——そこが評価の分かれ目になっています。
「テンプレ的な展開が苦手」という自覚がある方ほど、まず1巻を読んで空気感が合うか確かめるのが、後悔の少ない進め方です。
アニメ版・実写映画版の評価はどう違う?
映像化作品は、原作漫画よりスコアが下がる傾向があります。
2025年1月〜3月に放送されたTVアニメ1期(フジテレビ「+Ultra」枠・全12話)は、Filmarksで3.3。
原作既読者からは「テンポが速く、キャラクターの心理描写が浅くなっている」という声が目立つ一方、初めて触れた視聴者には「映像がきれい」「胸キュンできる」と好評で、立場によって印象が大きく変わります。
2021年公開の実写映画(主演:ラウール×吉川愛、興行収入約10.0億円)はFilmarksで3.1と、3作の中では最も評価が割れています。
「心情の積み重ね」が持ち味の作品なので、尺の制約がある映像化ほど評価が下がりやすい、という構図です。
逆に言えば、映像で物足りなさを感じた方こそ原作で読み直す価値があります。
アニメ1期は原作7巻あたりまでの内容なので、続きは8巻から。巻ごとの対応はハニーレモンソーダの全巻ガイドで整理しています。
ハニーレモンソーダが向いている人・合わない人
ここまでの評価を踏まえ、向き・不向きを整理します。
楽しめそうな人
– 主人公が少しずつ変わっていく成長物語が好き
– 派手な展開より、心情の積み重ねをじっくり読みたい
– 完結済みで最後までまとめ読みできる作品を探している
– 恋愛だけでなく友情・進路の悩みも描かれる青春ものが好み
合わないかもしれない人
– 王道の少女漫画に既視感を覚えやすい
– テンポ重視で、短くまとまった作品を求めている
– 絵柄の好みが合わない
迷ったら、まずは羽花と界の出会いが描かれる1巻を読んで、空気感が肌に合うか確かめるのが確実です。
ハニーレモンソーダの基本情報(作者・巻数・完結状況)
評価とあわせて、基本情報も押さえておきましょう。
- 作者:村田真優(原作・作画)
- 掲載誌:集英社「りぼん」
- 巻数:全31巻で完結(最終31巻は2026年5月25日発売)
- 連載期間:2015年12月〜2026年(約10年半)
- 累計発行部数:シリーズ累計1,600万部突破(集英社発表)
- 映像化:TVアニメ1期(2025年1〜3月・全12話)/実写映画(2021年7月公開)
原作はすでに完結しているため、途中で止まる心配なく最後まで読み通せます。
紙の新品を定価でそろえた場合、全31巻で合計15,598円(税込)が目安です。
巻ごとのカードやお得な揃え方はハニーレモンソーダの全巻ガイドにまとめています。
よくある質問
Q. ハニーレモンソーダの評価・評判は良いですか?
A. 原作漫画は高評価が中心です。めちゃコミックでは約8,300件のレビューで平均4.3、5つ星が過半数を占めています(2026年7月時点)。一方、映像化作品はFilmarksでアニメ版3.3、実写映画版3.1と、原作よりスコアが下がる傾向があります。
Q. 「つまらない」「王道すぎる」と言われるのは本当ですか?
A. 『君に届け』などの名作と骨子が近いという指摘は一定数あります。ただしレビューの分布を見ると、王道であること自体を安心材料として評価する読者のほうが多数派です。既視感が気になる方は、1巻を読んでから判断するのがおすすめです。
Q. 全31巻は長すぎませんか?
A. 「当て馬の登場と波乱の展開が繰り返される」という声はあります。一方で、約10年半の連載だからこそ周囲のキャラクターの成長まで描き切れたという評価もあり、じっくり読みたい人ほど満足度が高い長さです。完結済みなので途中で待たされることはありません。
Q. アニメを見てから漫画を読むならどこから?
A. TVアニメ1期は原作7巻あたりまでを映像化しているので、続きは8巻あたりからが目安です。公式に巻数が明言されているわけではないため、7巻前後から読み始めると取りこぼしがありません。
まとめ
ハニーレモンソーダは、羽花の成長描写と界との関係の積み重ねで強く支持される一方、長期連載ゆえの展開の反復や絵柄の好みで賛否が分かれる作品です。
それでもめちゃコミックで平均4.3、シリーズ累計1,600万部という数字が示すとおり、評価は明確に高い側に寄っています。
「王道の少女漫画を、10年かけて最後まで描き切った作品」を求めているなら、全31巻を通して読む価値は十分にあります。
気になった方は、まず1巻で自分に合うかを確かめてみてください。
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出典・参考
- 集英社 りぼん公式(ハニーレモンソーダ): https://ribon.shueisha.co.jp/lineup/honeylemon/index.html
- 集英社プレスリリース(シリーズ累計1,600万部突破・完結): https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000866.000011454.html
- ORICON NEWS(連載10年半に幕・最終巻): https://www.oricon.co.jp/news/2446438/full/
- めちゃコミック(ハニーレモンソーダ レビュー): https://mechacomic.jp/books/99758/reviews?sort=helpful
- Filmarks(アニメ版): https://filmarks.com/animes/4421/5962
- Filmarks(実写映画版): https://filmarks.com/movies/92818
- ダ・ヴィンチWeb(完結記念 書評): https://ddnavi.com/article/1339186/a/



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