「アオハライドが好きだったけど、同じ作者のほかの作品は何を読めばいい?」——咲坂伊緒さんの作品は、どれも同じ手ざわりの切なさがあるので、1作読むと必ず次が欲しくなります。
結論から言うと、咲坂作品は全部で5シリーズ。すべて別冊マーガレット連載で、うち4作が完結済みです。だから「読む作品がなくて困る」ことも、「終わりが見えなくて手が出ない」こともありません。
この記事では、5作品それぞれの巻数・完結状況・実写化やアニメ化の有無をまとめ、どれから読むかの順番まで整理しました。
掲載しているのは2026年8月3日時点で確認できた情報です。
読み終えるころには、次に買う1作と、そろえるのに必要な冊数がはっきりします。
※本ページはAmazonアソシエイト・プログラムのリンク(広告)を含みます。掲載内容は2026年8月3日時点で確認できた情報です。
咲坂伊緒のおすすめ漫画・作品一覧(巻数と完結状況)
まずは全作品を一覧で確認してください。
すべて集英社『別冊マーガレット』での連載です。
| 作品 | 巻数 | 連載時期 | 映像化 |
|---|---|---|---|
| ストロボ・エッジ | 全10巻(完結) | 2007年7月〜2010年9月 | 実写映画(2015年) |
| アオハライド | 全13巻(完結) | 2011年2月〜2015年3月 | TVアニメ・実写映画(2014年) |
| 思い、思われ、ふり、ふられ | 全12巻(完結) | 2015年7月〜2019年6月 | 実写映画・アニメ映画(2020年) |
| サクラ、サク。 | 全9巻(完結) | 2021年3月〜2023年11月 | なし |
| ユメかウツツか | 既刊6巻(連載中) | 連載中の最新作 | なし |
合計しても完結4作で44冊。少女漫画としては手を出しやすい規模です。
以下、1作ずつ中身を紹介します。
1. アオハライド(全13巻)|まず読むならこの1作
咲坂伊緒さんの代表作で、シリーズ累計でも最も広く読まれている作品です。
中学時代に淡い恋心を抱いた相手・田中洋と、高校で「馬渕洋」として再会するところから物語が始まります。
中学のころの彼とは別人のように変わってしまった相手と、変わらずにいる自分の気持ち。
そのズレを、主人公・双葉が少しずつ受け止めていく過程が丁寧に描かれます。
「昔好きだった人が変わってしまったとき、その人を好きでいられるか」という問いが軸にあり、それが単なる再会ものと違う重さを生んでいます。
2014年にTVアニメと実写映画が公開され、いまも咲坂作品の入口として選ばれる1作です。
全13巻で完結しているので、続きを待つ必要がありません。
まず1作読むなら、これをおすすめします。
2. ストロボ・エッジ(全10巻)|咲坂作品の原点
2007年から連載された、咲坂伊緒さんの初期の長編です。
恋を知らない主人公・仁菜子が、学校で人気の蓮に惹かれていく——という、王道の少女漫画の型をとっています。
ただ王道の型のまま終わらないのが咲坂作品で、「好きな人には好きな人がいる」という現実から目をそらさずに描き切ります。
片思いの苦さと、それでも関係を続けようとする距離感の描写は、後の作品にそのまま受け継がれています。
全10巻とシリーズ中でいちばん短いので、咲坂作品を試したい人の入門としても最適です。
2015年には実写映画も公開されました。
アオハライドが好きだった人が次に読むなら、まずここに戻るのが自然な流れです。
3. 思い、思われ、ふり、ふられ(全12巻)|4人の視点で描く群像劇
2015年から2019年まで連載された作品で、第63回小学館漫画賞・少女向け部門を受賞しています。
恋に夢を見る朱里、現実的な由奈、その2人と関わる男子2人。
4人それぞれの視点が入れ替わりながら進む群像劇で、「同じ出来事でも立場が変われば見え方が違う」という構造が物語の推進力になっています。
片思いを一方向から描くのではなく、思う側と思われる側の両方を見せるのがこの作品の強みです。
2020年には実写映画とアニメ映画が同時期に公開され、2つの映像化を持つ珍しい作品でもあります。
全12巻で完結済み。
1対1の恋愛より、関係が絡み合う群像劇が好きな方にはこの作品がいちばん刺さります。
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4. サクラ、サク。(全9巻)|完結済みで一気読みしやすい1作
2021年から2023年まで連載された作品で、全9巻で完結しています。
咲坂作品の中では新しく、絵の完成度もいちばん高い時期の1作です。
主人公が抱える引っ込み思案な性格と、周囲との距離の取り方が丁寧に描かれます。
派手な事件は起こらないのに、心の動きだけで読ませる——という咲坂作品の持ち味が、いちばん濃く出ている作品といえます。
映像化はされていないため知名度は先行3作に譲りますが、そのぶん「まだ結末を知らない状態で読める」という利点があります。
全9巻と短めなので、週末の一気読みにちょうどいい分量です。
先行3作を読み終えた方の次の1冊として、まず候補に挙がります。
5. ユメかウツツか(既刊6巻・連載中)|いま追いかけるならこれ
『別冊マーガレット』で連載中の最新作で、既刊は6巻です。
咲坂作品としては初めて「先輩」との恋を長期連載で描く作品として紹介されています。
連載中なので結末はまだ分かりませんが、6冊なら追いつくのは簡単です。
新刊を追いかける楽しみを味わいたい方は、この作品から入るのもありです。
完結作品を一気に読むのとは違い、次の巻を待つ時間そのものが読書体験になります。
最新刊の発売日は、集英社の書誌情報ページかAmazonの商品ページで確認してください。
なお既刊数は刊行のたびに変わるため、購入前に最新の巻数を確認することをおすすめします。
咲坂伊緒作品の読む順番|タイプ別のおすすめ

5作品には直接のつながりがないので、どれから読んでも問題ありません。
そのうえで、目的別におすすめの順番を挙げます。
迷ったら「代表作から」
アオハライド(全13巻)→ ストロボ・エッジ(全10巻)→ 思い、思われ、ふり、ふられ(全12巻)の順です。
知名度の高い順であり、同時に作者の描写が積み上がっていく順でもあるので、変化を追う楽しみもあります。
短い作品から試したい場合
サクラ、サク。(全9巻)→ ストロボ・エッジ(全10巻)→ 思い、思われ、ふり、ふられ(全12巻)→ アオハライド(全13巻)の順です。
巻数の少ない順に並べているので、合わなければ早めに切り上げられるのが利点です。
映像化とセットで楽しみたい場合
アオハライド(アニメ・実写映画)→ 思い、思われ、ふり、ふられ(実写映画・アニメ映画)→ ストロボ・エッジ(実写映画)の順です。
原作を読んでから映像を観ると、削られた場面や変更点が見えて二度楽しめます。
アニメから原作に入る読み方全般はアニメの続きはどこから読む?原作漫画ガイドにまとめています。
咲坂伊緒作品をお得にそろえるには(紙/電子)
完結作品が4つあるので、まとめ買いの考え方が重要になります。
紙で買う場合
完結作品は全巻セットが組まれやすく、44冊まとめての購入もしやすい状態です。
別冊マーガレットのコミックス(マーガレットコミックス)は判型がそろっているので、並べたときの見栄えも良くなります。
表紙の色使いが作品ごとに違うため、背表紙を並べる楽しみもあります。
価格は購入前にAmazonの商品ページで確認してください。
電子で買う場合
電子版は在庫切れがなく、5作品44冊分を置き場所なしでそろえられます。
完結作品はストアのセール対象になりやすく、まとめ買いクーポンで総額を抑えられる場合があります。
「あの場面をもう一度読みたい」が起こりやすい作風なので、検索して戻れる電子は読み返しに向いています。
選び分けまとめ
- 表紙を並べて所有したい/贈り物にしたい → 紙(全巻セットも検討)
- 44冊の置き場所を作れない/総額を抑えたい → 電子(セール・クーポン活用)
- 連載中の最新作だけ追いたい → 新刊が配信日に読める電子が便利
ほかの少女漫画も探したい方は少女漫画おすすめまとめ、恋愛作品全般は恋愛漫画おすすめまとめもあわせてどうぞ。
よくある質問
Q. 咲坂伊緒の作品は全部で何作ありますか?
A. 長編は5作品です。ストロボ・エッジ(全10巻)、アオハライド(全13巻)、思い、思われ、ふり、ふられ(全12巻)、サクラ、サク。(全9巻)、ユメかウツツか(既刊6巻・連載中)で、すべて『別冊マーガレット』連載です。
Q. 最初に読むならどれがおすすめですか?
A. アオハライドです。代表作でアニメと実写映画にもなっており、咲坂作品の魅力がいちばん分かりやすく出ています。短い作品から試したい場合は全9巻のサクラ、サク。も選択肢です。
Q. 作品同士につながりはありますか?
A. 直接のつながりはありません。どの作品から読んでも問題なく、順番を気にする必要はありません。
Q. アニメ化されている作品はどれですか?
A. アオハライド(2014年TVアニメ)と、思い、思われ、ふり、ふられ(2020年アニメ映画)です。ストロボ・エッジと思い、思われ、ふり、ふられ、アオハライドは実写映画にもなっています。
Q. 完結している作品はどれですか?
A. ストロボ・エッジ、アオハライド、思い、思われ、ふり、ふられ、サクラ、サク。の4作品が完結済みです。ユメかウツツかは連載中です。
まとめ
咲坂伊緒さんの作品は5シリーズで、うち4作が完結済み。合計44冊とそろえやすい規模です。
最初の1作に迷ったら、代表作のアオハライド(全13巻)から入るのが確実です。
短く試したいならサクラ、サク。(全9巻)、群像劇が好きなら思い、思われ、ふり、ふられ(全12巻)が合います。
連載を追う楽しみを味わいたい方は、最新作のユメかウツツかを6冊で追いつくところから始めてみてください。
どの作品も片思いの距離感を丁寧に描く点は共通しているので、1作気に入れば残りも間違いなく楽しめます。
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出典・参考
- Wikipedia「咲坂伊緒」(作品リスト・掲載誌・連載期間・巻数・映像化): https://ja.wikipedia.org/wiki/咲坂伊緒
- コミックナタリー「咲坂伊緒が別マで新連載、長期連載で初めて“先輩”との恋描く」: https://natalie.mu/comic/news/577411
- 漫画全巻ドットコム『ユメかウツツか』(1-6巻 最新刊): https://www.mangazenkan.com/items/12248345/
- 集英社『ユメかウツツか 1』書誌情報: https://www.shueisha.co.jp/books/reader/main.php?cid=9784088431062


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