「アニメ24話を見終わったけれど、原作はまだ半分残っていると聞いた」——そのとおりで、第1期が描いたのは原作14巻のうち8巻の途中までです。
結論から書くと、原作は全14巻・全97話で完結していて、ファリンは人間の姿で戻り、ライオスは迷宮そのものを終わらせる側に回ります。
この記事では、魔物を食べながら進む前半から、迷宮の正体が明かされる後半までを巻数つきで整理し、最終話でライオスがどこへ行き着くのかまで解説します。
結末に触れる章は分けてあるので、アニメの続きを原作で読む予定の方は飛ばせます。
読み終えるころには、アニメの続きを何巻から読めばいいかもはっきりします。
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30秒でわかるダンジョン飯
- 迷宮の最下層でドラゴンに食べられた妹ファリンを、消化される前に助けに戻る話。
- 路銀も食料もないので、出てくる魔物を調理して食べながら潜る。
- 料理の話に見えて、中盤から迷宮そのものの正体へ話が移る。
- 鍵になるのは、狂乱の魔術師と「翼獅子」と呼ばれる存在。
- 全14巻・全97話で完結。アニメ第1期は8巻の第52話まで。
アニメ第2期は2027年10月に放送予定です。結末はいまのところ原作にしかありません。
ダンジョン飯はどんな物語?
物語は、迷宮の奥で全滅したパーティーの場面から始まります。
剣士のライオスは、妹のファリンがレッドドラゴンに飲み込まれる直前に転移で脱出させられ、地上へ戻ってきます。
問題は時間です。
ドラゴンに消化されきる前に戻らなければ、蘇生させても妹は戻らないため、装備も資金も整えずに再突入することになります。
そこで出てくる案が、迷宮の魔物を食料にすることです。
大喰らいのドワーフ・センシが加わり、エルフの魔術師マルシルと鍵屋のチルチャックを連れて、歩きながら食べる旅が始まります。
物語の大きな流れ

前半(1〜5巻あたり)— 食べながら潜る
前半は1話完結に近い構成で、出会った魔物をどう調理して食べるかが描かれます。
動く鎧、大サソリ、マンドレイク、宝虫といった魔物が、そのまま食材として扱われます。
ふざけた設定に見えて、生態を理解しないと調理も攻略もできないという筋が通っているのがこの作品の特徴です。
魔物の食べ方を知ることが、そのまま迷宮での生存率になります。
中盤(5〜8巻あたり)— ファリンと、迷宮の主
レッドドラゴンを倒してファリンを蘇生させたところから、話の性格が変わります。
迷宮を管理している「狂乱の魔術師」が現れ、ファリンは魔物と融合させられてしまいます。
ここから、そもそも迷宮とは何なのか、誰が何のために維持しているのかという問いが前に出ます。
アニメ第1期はこの流れの途中、8巻の第52話までです。
後半(9〜14巻)— 欲望と、迷宮の終わらせ方
後半では、迷宮の力の源である悪魔「翼獅子」との駆け引きが中心になります。
翼獅子は人の欲望を糧にする存在で、登場人物それぞれの願いに付け込んできます。
仲間内でも進む方向が割れ、誰が何を望んでいるのかが順番に明かされていきます。
前半の料理描写が伏線として効いてくるのもこの区間です。
ダンジョン飯の最終回・結末
原作は全14巻・全97話で完結しています。連載は『ハルタ』vol.11(2014年2月15日発売)から vol.107(2023年9月15日発売)まで、13巻と最終14巻は2023年12月15日に同時発売されました。
ここから先は結末に触れます
アニメの続きを原作で読む予定の方は、この章を飛ばして次の「どこから読み始めればいい?」へ進んでください。
迷宮の主が入れ替わる
終盤では、翼獅子に唆されたマルシルが迷宮の主の座に就いてしまいます。
仲間を死なせたくない、時間を止めたいという願いが、そのまま迷宮の仕組みに取り込まれる形です。
これを止めるのがライオスです。
「魔物を食べたい」という彼の欲望は、翼獅子が利用するには噛み合わないため、最後まで飲み込まれずに済みます。
ライオスが悪魔を「食べる」
決着の場面で、ライオスは翼獅子を倒し、その力を自分の側に取り込みます。
新しい迷宮の主になったうえで、迷宮そのものを畳むという選択をします。
強い力で敵を倒して終わるのではなく、力の出どころを引き受けたうえで手放すのがこの作品の決着です。
一貫して描かれてきた「食べる=相手を理解して取り込む」という主題が、最後にそのまま使われます。
ファリンとその後
ファリンは魔物との融合を解かれ、人間の姿で戻ります。
マルシルも迷宮の主の座から解放され、仲間はそれぞれの生活へ戻っていきます。
ライオスは、迷宮のあった土地を治める王として立つところまで描かれます。
魔物を食べる変わり者だった男が、食べ物を行き渡らせる側の責任を負うという形で、物語は閉じます。
どこから読み始めればいい?
アニメ第1期を見た人 → 8巻の途中(第52話の次)から
第1期・全24話は原作8巻の第52話「ベーコンエッグ」までを映像化しています。続きは同じ8巻の後半からです。手元に置くなら8巻から買い直すか、9巻から読んで8巻の残りは後追いでも話は追えます。
結末だけ確かめたい人 → 12巻から
翼獅子をめぐる決着と最終話は、終盤の3冊ほどに集中しています。
未読の人 → 1巻から全14巻
全14巻で完結済みです。KADOKAWAのHARTA COMIXは1冊あたり税込650円前後なので、全巻の新品価格はおよそ9,100円前後が目安になります。
全14巻のリストと、紙・電子・中古の使い分けはダンジョン飯は全14巻で完結!全巻リストと一番お得な揃え方にまとめています。
似た手触りの作品を探すなら冒険漫画おすすめ16選|旅と探索が面白い名作とファンタジー漫画おすすめ16選|世界観で選ぶ名作が参考になります。
作品情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | 九井諒子 |
| 出版社・レーベル | KADOKAWA(HARTA COMIX) |
| 掲載 | 『ハルタ』 |
| 連載期間 | vol.11(2014年2月15日発売)〜vol.107(2023年9月15日発売) |
| 巻数 | 全14巻・全97話(完結・13巻と14巻は2023年12月15日同時発売) |
| TVアニメ | 第1期2024年1月4日〜6月13日・全24話(原作8巻・第52話まで)/第2期2027年10月放送予定 |
| 主な受賞 | 「このマンガがすごい!2016」オトコ編1位/第55回星雲賞コミック部門(2024年) |
出典:Wikipedia『ダンジョン飯』、ファミ通「『ダンジョン飯』ついに完結」(2026年9月時点)
よくある質問
ダンジョン飯の最終回はどうなりますか
翼獅子に取り込まれたマルシルを止めたライオスが、悪魔を倒して新たな迷宮の主となり、迷宮そのものを畳みます。ファリンは人間の姿に戻り、ライオスはその土地を治める王として立つところまで描かれます。
ダンジョン飯は全何巻で完結していますか
全14巻・全97話です。13巻と最終14巻は2023年12月15日に同時発売されました。
アニメの続きは何巻からですか
アニメ第1期は原作8巻の第52話「ベーコンエッグ」までなので、続きは8巻の後半からになります。
ファリンは助かりますか
助かります。一度は魔物と融合させられますが、最終的に人間の姿で戻ります。
アニメ第2期はいつですか
2027年10月に放送予定です。第1期の最終話と同時に制作決定が発表されました。
まとめ
- 妹が消化される前に助けに戻るため、魔物を食べながら迷宮を潜る話
- 前半は料理と生態の描写、中盤から迷宮の正体へ話が移る
- 後半の軸は、人の欲望を糧にする悪魔「翼獅子」との駆け引き
- 最終話はライオスが迷宮の主となり、迷宮を終わらせる形で決着する
- アニメ第1期は8巻の第52話まで。結末は原作にしかない
グルメ漫画の顔をしたまま、最後まで筋の通ったファンタジーとして畳まれた完結作です。


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