疲れているときほど、何も考えずに笑える漫画が読みたくなるものです。
ただ「ギャグ漫画」とひとくくりにされる作品は幅が広く、下ネタ全開のものから、静かににじみ出るおかしさで読ませるものまで、笑いの質がまるで違います。
結論から言うと、ギャグ漫画は「どういう笑い方をしたいか」で選ぶのがいちばん外しません。
この記事では、笑える漫画16作品を4つのタイプ別に並べ、それぞれの巻数・完結状況・向いている読者を整理しました。
読み終えるころには、いまの気分に合う1作と、その次に読む作品まで見えているはずです。
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ギャグ漫画を選ぶ3つの基準

「笑える漫画」と紹介される作品には、実際にはかなり性質の違うものが混ざっています。
この記事では次の3点を基準に選びました。
- 笑いが作品の目的になっていること:シリアスの合間のギャグではなく、笑わせることを主軸に置いた作品を選びました。
- 1話単位で読めること:ギャグ漫画は通しで読むより、細切れの時間に開くほうが向いています。話の途中から入っても笑える構成の作品を優先しています。
- 巻数と完結状況を明示すること:長期作品は途中で止めやすいので、総冊数と完結の有無を先に示します。
ギャグ漫画は話数が積み上がるほどキャラクターの関係が濃くなり、同じボケでも面白くなるジャンルです。
長く続いている作品ほど中盤以降の密度が上がることは、選ぶときに覚えておいて損がありません。
ギャグ漫画の4タイプ|早見表

| タイプ | 笑いの質 | この記事での代表作 |
|---|---|---|
| 王道ギャグ | 勢いと言葉遊びで押し切る | 銀魂/斉木楠雄のΨ難/うる星やつら |
| ラブコメ×ギャグ | すれ違いと空回りで笑わせる | かぐや様は告らせたい/ニセコイ |
| 日常・脱力系 | 静かなおかしさでじわじわくる | ぐらんぶる/ちいかわ/異世界おじさん |
| バトル×ギャグ | 熱い展開を全力で茶化す | ワンパンマン/モブサイコ100 |
自分がどのタイプを求めているかが決まれば、あとは巻数で選ぶだけです。
以下、タイプごとに紹介していきます。
王道ギャグ漫画5選|勢いで笑わせる名作
まずは、ギャグそのものが看板になっている作品です。
いずれも長期連載で、シリーズを通して笑いの型が確立されています。
1. 銀魂(全77巻で完結)
幕末に宇宙人が来た、という設定だけを借りて、あとはひたすらパロディと下ネタと熱い展開を行き来する作品です。
ギャグ回とシリアス回の落差が異常に大きく、その振れ幅そのものが持ち味になっています。
全77巻という冊数は本記事で最長ですが、1話完結のギャグ回が多いため、どこから開いても読めます。
「ギャグ漫画をひとつだけ挙げろ」と言われたときに名前が出やすい作品です。
巻数と読む順番は銀魂は全77巻で完結!全巻リストと一番お得な揃え方にまとめています。
2. 斉木楠雄のΨ難(全26巻で完結)
超能力者の高校生が「平穏に暮らしたい」だけなのに、周囲の濃すぎる面々に巻き込まれ続ける話です。
主人公のモノローグでツッコミ続ける構成なので、テンポが速く読み疲れしません。
全26巻と、王道ギャグのなかでは手が届きやすい冊数です。
1話が短く区切られているので、通勤時間などの細切れ時間と相性が良い作品でもあります。
詳しくは斉木楠雄のΨ難は全26巻で完結!全巻リストと一番お得な揃え方をどうぞ。
3. うる星やつら(全34巻で完結)
ラブコメの原型とも言われる作品ですが、実態は騒がしいギャグ漫画です。
宇宙人・妖怪・幼なじみが入り乱れる学園を、勢いだけで押し切る構成が今読んでも古びていません。
全34巻で完結しており、近年アニメが再び作られたことで新規読者も増えています。
うる星やつらは全34巻で完結!全巻リストと一番お得な揃え方で巻数を確認できます。
4. らんま1/2(全38巻で完結)
水をかぶると女になる、という一点突破の設定を最後まで使い倒した作品です。
格闘とギャグとラブコメが同時に走り、どの巻から読んでも状況が理解できるのが強みになっています。
全38巻で完結済みなので、終わりまで見通して読み始められます。
らんま1/2は全38巻で完結!全巻リストと一番お得な揃え方もあわせてどうぞ。
5. ドラえもん(全45巻で完結)
ギャグ漫画として読み直すと、1話あたりのオチの精度が異常に高いことに気づく作品です。
ひみつ道具を使った人間が調子に乗って痛い目を見る、という構造を45巻ぶん繰り返して飽きさせません。
子ども向けという印象で敬遠されがちですが、大人が読むと構成のうまさで笑えます。
ドラえもんは全45巻で完結!全巻リストと一番お得な揃え方で巻数を確認できます。
ラブコメ×ギャグ漫画4選|空回りで笑わせる
恋愛を扱いながら、笑いのほうに重心を置いた作品です。
キャラクターが真剣であるほど滑稽になる、という構造で笑わせます。
6. かぐや様は告らせたい(全28巻で完結)
「どちらが先に告白させるか」という一点で頭脳戦を繰り広げる、恋愛頭脳戦ギャグです。
考えすぎて空回りする過程が徹底して描かれ、真面目さがそのままギャグになる構成が見事です。
全28巻で完結しています。
かぐや様は告らせたいは全28巻で完結!全巻リストと一番お得な揃え方をどうぞ。
7. ニセコイ(全25巻で完結)
偽の恋人関係から始まるラブコメで、登場人物が全員なにかを勘違いしている状態が続きます。
すれ違いのコメディとして読むと、テンポの良さが際立つ作品です。
全25巻で完結しており、アニメの続きは13巻からになります。
ニセコイは全25巻で完結!アニメの続きは13巻からで対応を確認できます。
8. からかい上手の高木さん(全20巻で完結)
隣の席の女子にからかわれ続ける男子、という一構造だけで全20巻を走り切った作品です。
爆笑というよりにやにやが止まらないタイプの笑いで、読後感がとても軽いのが特徴です。
1話完結で3〜4ページの回も多く、寝る前に少しずつ読むのに向いています。
からかい上手の高木さんは全20巻で完結!全巻リストと一番お得な揃え方もどうぞ。
9. ヲタクに恋は難しい(全11巻で完結)
オタク同士の社会人カップルを描いた作品で、共感で笑わせるタイプです。
推し語りや締切前の生活といった細部が具体的なので、心当たりがあるほど刺さります。
全11巻と、この記事のなかでも特に短い部類です。
「まず1作、短いもので試したい」という方に向いています。
ヲタクに恋は難しい全11巻完結|全巻リスト・あらすじ・アニメ情報まとめで内容を確認できます。
日常・脱力系ギャグ漫画4選|じわじわ笑える
大声で笑うというより、読んでいるあいだずっと口角が上がっているタイプの作品です。
疲れているときに向いています。
10. ぐらんぶる(26巻・連載中)
ダイビングサークルを舞台にしながら、実態はほぼ全編が酒と裸のギャグという作品です。
笑いの振り切り方が本記事で最も極端で、人を選ぶかわりに刺さる人には強烈に刺さります。
26巻まで刊行されており、連載が続いています。
アニメ第3期が放送されているタイミングでもあるので、いま入りやすい作品です。
ぐらんぶるの最新刊は何巻?26巻と27巻の情報で刊行状況を確認できます。
11. 小林さんちのメイドラゴン(19巻・連載中)
異世界のドラゴンがメイドとして居着く、という設定の日常コメディです。
大げさな事件が起きないまま笑えるバランスが持ち味で、読んでいて消耗しません。
19巻まで刊行されており、連載が続いています。
小林さんちのメイドラゴンは何巻まで?現在19巻・連載中をどうぞ。
12. ちいかわ(8巻)
かわいい絵柄と、時折差し込まれる過酷な世界設定のギャップで読ませる作品です。
笑いと不穏が同じコマに同居しており、短い話数のなかで感情が忙しく動くのが特徴です。
1話が数コマなので、まったく時間がないときでも読めます。
ちいかわは何巻まで出てる?全巻リストと一番お得な揃え方で巻数を確認できます。
13. 異世界おじさん(連載中)
異世界から帰ってきたおじさんが、レトロゲームの知識で当時を語る作品です。
異世界ものの様式を茶化しつつ、おじさんの鈍感さそのものがギャグになっています。
連載が続いており、刊行間隔はゆっくりです。
異世界おじさんは何巻まで出てる?最新刊・全巻リスト・お得な揃え方もあわせてどうぞ。
バトル×ギャグ漫画3選|熱さを茶化して笑わせる
最後は、バトル漫画の文法を保ったまま笑いに振った作品です。
戦闘描写の完成度が高いほど、ギャグとしての落差も大きくなります。
14. ワンパンマン(36巻・連載中)
一撃で敵を倒してしまうため戦いに退屈している、という主人公の設定そのものがギャグです。
作画の迫力が本気であるほど、オチの脱力感が効くという構造がよくできています。
36巻まで刊行されており、連載が続いています。
ワンパンマンは何巻まで?現在36巻・連載中|全巻リストとお得な揃え方で巻数を確認できます。
15. モブサイコ100(全16巻で完結)
超能力を持ちながら地味に生きたい中学生と、能力ゼロの詐欺師の師匠を描いた作品です。
ギャグとして始まり、後半は成長物語として読ませる構成の転換が鮮やかです。
全16巻で完結しており、アニメも原作を最後まで映像化しています。
一気読みに向いた冊数です。
モブサイコ100は全16巻で完結!アニメはどこまで?続きは何巻からをどうぞ。
16. SAKAMOTO DAYS(27巻・連載中)
引退した最強の殺し屋が、太った商店主として家族を守る話です。
シリアスな戦闘とコンビニの日常が同じテンションで並ぶ、落差そのものが笑いになる作品です。
27巻まで刊行されており、連載が続いています。
SAKAMOTO DAYSは何巻まで?現在27巻・連載中|アニメの続きは9巻からで対応を確認できます。
ギャグ漫画をお得に読む方法
ギャグ漫画は巻数が多い作品が多いので、そろえ方で総額がかなり変わります。
紙の定価は1冊おおむね500〜800円なので、全77巻の銀魂を紙でそろえると4万円台になります。
一方、電子のセールやポイント還元を使うと同じ作品でも負担はかなり下がります。
途中まで持っている作品を埋める場合は紙、ゼロから長期作品に入る場合は電子、という使い分けが無駄になりません。
読み放題サービスの対象になっている作品も多いので、まず試したい場合は漫画読み放題サービスおすすめ比較もあわせて確認してみてください。
安く読む手段全般は漫画を安く読む方法まとめに整理しています。
よくある質問
Q. いちばん短い作品はどれですか?
A. ヲタクに恋は難しい(全11巻)です。次いでモブサイコ100(全16巻)、からかい上手の高木さん(全20巻)が短めです。
Q. 完結している作品だけ読みたいです
A. 銀魂・斉木楠雄のΨ難・うる星やつら・らんま1/2・ドラえもん・かぐや様は告らせたい・ニセコイ・からかい上手の高木さん・ヲタクに恋は難しい・モブサイコ100の10作品が完結済みです。
Q. 下ネタが苦手なのですが
A. からかい上手の高木さん・ちいかわ・小林さんちのメイドラゴン・ドラえもんが向いています。ぐらんぶる・銀魂は下ネタの比重が高いので避けたほうが無難です。
Q. 日常系をもっと知りたいです
A. 日常系漫画おすすめ|癒やされる名作まとめに、笑い以外の要素も含めて整理しています。
Q. 短くて完結している作品を探しています
A. 巻数が少ない漫画おすすめ20選|短くて面白い完結作で、ジャンル問わず短編を集めています。
まとめ
ギャグ漫画は、どういう笑い方をしたいかで選ぶと外しません。
勢いで笑いたいなら王道ギャグ、にやにやしたいならラブコメ×ギャグ、疲れているなら日常・脱力系、熱さも欲しいならバトル×ギャグが向いています。
長期作品はどこから読んでも成立するものが多いので、まず1冊試してから全巻を判断するのが無駄になりません。
短い作品から入りたい方は、全11巻のヲタクに恋は難しいか、全16巻のモブサイコ100あたりが手を出しやすいはずです。


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