「アニメ2期が終わったけれど、島の話はまだ途中だった。原作ではどう決着するの?」——地獄楽は全13巻という手頃な長さながら、終盤で世界観の底が抜けるタイプの作品です。
結論を先に書くと、アニメ2期が描いたのは原作10巻の第89話までで、残り3冊強に最終決戦と結末が丸ごと入っています。
この記事では、物語のあらすじを最初から整理したうえで、画眉丸が妻のもとへ帰れるのかという結末まで踏み込んで解説します。
結末に触れる章は分けてあるので、これから読む方は飛ばせます。
読み終えるころには、11巻から買えばいいのか1巻から揃えるべきかが判断できます。
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30秒でわかる地獄楽
- 江戸時代末期。抜け忍として捕らえられた元・石隠れ最強の忍画眉丸が死罪人となる。
- 「極楽浄土」と噂される島から不老不死の仙薬を持ち帰れば無罪放免、という条件を示される。
- 打首執行人・山田浅ェ門佐切が監視役として同行し、他の死罪人たちと島へ渡る。
- 島は極楽ではなく、天仙と呼ばれる不老不死の存在が支配する土地だった。
- 全13巻・全127話で完結。最終決戦は11〜13巻。
アニメ2期が描いたのは10巻の第89話までです。
地獄楽はどんな物語?
主人公の画眉丸は、石隠れの里で育てられた忍です。
感情を持たない「人斬りの道具」として生きてきましたが、ある日めとった妻・結との暮らしを通じて、自分が何のために生きているのかを考えるようになります。
里を抜けたことで捕らえられ、死罪を宣告されますが、あらゆる処刑が効かない体のため首を落とせません。
そこへ幕府から持ちかけられたのが、「南洋の島から不老不死の仙薬を持ち帰れば無罪放免にする」という取引です。
画眉丸は妻に会うためだけにこの話を受けます。
監視役として同行するのが、打首執行人の一族・山田浅ェ門の佐切です。
この「妻に会うために生き延びる男」と「自分の弱さに向き合う女」という二人の関係が、物語の背骨になっています。
物語の大きな流れ

序盤(1〜4巻あたり)— 島に上陸する
序盤は、罪人と監視役のペアが島に上陸し、次々と脱落していく展開です。
島は花に覆われた美しい土地ですが、人の形をした花の化け物が徘徊し、上陸直後から死者が出ます。
この区間で、島が「極楽浄土」などではないことが読者にも明かされます。
生き残った罪人たちが互いを警戒しながら、それでも協力せざるを得ない状況へ追い込まれていきます。
中盤(5〜9巻あたり)— 天仙と蓬莱の正体
中盤の主題は、島を支配する天仙という存在です。
彼らは男女の性を入れ替えることができ、通常の攻撃では死にません。
罪人と山田浅ェ門たちは、天仙を倒す方法を探りながら島の中心部を目指します。
そこで明らかになるのが、この島が蓬莱と呼ばれる場所であり、不老不死の仙薬がどのように作られているかという真相です。
アニメ2期はこの流れを引き取り、10巻の第89話までを映像化しました。
終盤(10〜13巻)— 天仙の頂点との決戦
終盤は、天仙の頂点に立つ蓮との最終決戦です。
蓮が何を目指しているのか、そのために島と人間をどう扱ってきたのかが明かされ、生き残った全員が総力戦に臨みます。
10巻の第87話にはアニメで描かれなかった場面が含まれるため、原作で追うなら10巻から読み直すのが確実です。
アニメと原作の対応範囲は地獄楽のアニメは原作のどこまで?続きは10巻からで詳しくまとめています。
地獄楽の最終回・結末
原作は全13巻・全127話で完結しています。最終13巻は2021年4月30日発売です。
ここから先は結末に触れます
まだ本編を読んでいない方は、この章を飛ばして次の「どこから読み始めればいい?」へ進んでください。
最終決戦で描かれること
物語の最後に立ちはだかるのは、天仙の頂点である蓮です。
仙薬をめぐる争いは、単なる薬の奪い合いではなく、蓮の抱いていた野望を砕けるかどうかという戦いに変わります。
朱槿との決着、シジャの執着の終幕といった個々の因縁も、この最終盤で順に閉じられていきます。
画眉丸は帰れたのか
画眉丸は島を出て、妻・結のもとへ帰り着きます。
「妻に会う」という、連載の最初から一度もぶれなかった動機が、そのまま結末になります。
派手な大団円ではなく、静かな着地として描かれるのがこの作品の終わり方です。
佐切のその後
佐切は、自分の弱さを認めるところから始まった人物です。
最終盤では、剣士としても人としても出発点と別の場所に立っており、画眉丸と結の家を訪ねる場面で物語は閉じられます。
強さの話として始まったものが、誰と生きるかの話として終わる——この転調が、地獄楽の最終回の核心です。
どこから読み始めればいい?
アニメ2期まで見た人 → 10巻から
第89話までが映像化済みですが、10巻の第87話にアニメで触れられていない部分があります。10巻から13巻までの4冊で完結まで届きます。
アニメ1期まで見た人 → 6巻から
2期の範囲をまるごと原作で読むことになります。
未読の人 → 1巻から全13巻
全13巻は完結作としてはかなり短い部類で、一気読みしやすい長さです。ジャンプコミックスは1冊あたり税込500円前後で、全13巻の新品価格はおよそ6,500円前後が目安です。
全13巻のリストと、紙・電子・中古の使い分けは地獄楽は全13巻で完結!全巻リストと一番お得な揃え方にまとめています。
短くて完結している作品をほかにも探すなら巻数が少ない漫画おすすめ20選|短くて面白い完結作を一気読みが参考になります。
作品情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | 賀来ゆうじ |
| 出版社・レーベル | 集英社(ジャンプコミックス) |
| 掲載 | 『少年ジャンプ+』 |
| 連載期間 | 2018年1月22日〜2021年1月25日 |
| 巻数 | 全13巻・全127話(完結・最終巻2021年4月30日発売) |
| アニメ制作 | MAPPA(1期2023年・全13話/2期2026年・全12話) |
出典:Wikipedia『地獄楽』、アニメイトタイムズ「地獄楽|漫画13巻完結 発売日・あらすじ・表紙まとめ」(2026年9月時点)
よくある質問
地獄楽の最終回はどうなりますか
天仙の頂点である蓮との最終決戦を経て、画眉丸は島を出て妻・結のもとへ帰り着きます。佐切が画眉丸と結の家を訪ねる場面で物語が閉じられます。
地獄楽は全何巻で完結していますか
全13巻・全127話で完結しています。最終13巻は2021年4月30日発売です。
アニメ2期の続きは何巻からですか
原作10巻からです。2期の最終話は第89話までを描いていますが、10巻の第87話にアニメで触れられていない部分があるため、10巻から読み直すのが確実です。
地獄楽のアニメ3期はありますか
2026年9月時点で、第3期の制作決定や放送日に関する公式発表は確認できていません。原作は10巻から13巻までの4冊が未映像化として残っています。
画眉丸と佐切は結ばれますか
画眉丸は妻の結のもとへ帰ります。佐切はその家を訪ねる形で登場し、恋愛の決着というより、それぞれが生きる場所を見つける形で物語が終わります。
まとめ
- 妻に会うためだけに、不老不死の仙薬を取りに島へ渡る忍の物語
- 序盤は上陸と生存、中盤は天仙と蓬莱の真相、終盤10〜13巻が最終決戦
- アニメ2期が描いたのは10巻の第89話までで、残り4冊に結末がある
- 最終回で画眉丸は島を出て、妻・結のもとへ帰り着く
- 全13巻と短く、完結作として一気読みしやすい
派手さで押す作品に見えて、終わり方はかなり静かです。


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