「アニメも劇場版も見た。結局アインズは最後どうなるのか」——その答えを探して行き着く事実はひとつです。
オーバーロードの結末はまだ存在しません。原作小説は既刊16巻で、著者が全18巻での完結を予告している途中。漫画版は19巻で「第一部完」となり、続編は別の作画で新章として動いています。
この記事では、モモンガがユグドラシルから異世界に取り残される1巻から、小説16巻までにどこまで進んだのかを整理し、アニメ・漫画・小説のどれをどこから読むべきかまでまとめます。
「完結していると書いている記事」に当たった人が、事実関係を確認できるようにしてあります。
読み終えるころには、映像化の続きが小説15巻からになる理由もはっきりします。
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30秒でわかるオーバーロード
- MMO『ユグドラシル』のサービス終了の夜、ギルド長モモンガだけがゲーム世界に取り残される。
- NPCが意思を持ち、彼はアインズ・ウール・ゴウンを名乗って異世界の支配へ動き出す。
- 主人公は勇者ではなく圧倒的な強者側。虐殺も政治も躊躇なく進む。
- 小説は既刊16巻・全18巻で完結予定(17巻は執筆中)。
- 漫画版は全19巻で「第一部完」。続編『<新>世界編』が別作画で連載中。
映像化は小説14巻まで。アニメ4期の続きは15巻からです。
オーバーロードはどんな物語?
物語は、12年続いたVRMMO『ユグドラシル』のサービス終了の日から始まります。
かつて栄華を誇ったギルド「アインズ・ウール・ゴウン」に残っていたのは、ギルド長のモモンガひとりでした。
最後までログインしたまま終了時刻を迎えた彼は、しかしログアウトしません。
気がつくと、拠点ナザリック地下大墳墓ごと、見知らぬ世界に移っていました。
ここが本題です。
仲間が作ったNPCたちは意思を持ち、モモンガを絶対の主として崇めている。彼は「アインズ・ウール・ゴウン」と名を改め、ギルドの名を世界に知らしめるという目的で動き始めます。
この作品が他の異世界転移ものと違うのは、主人公が最初から最強で、しかも人間側に立っていない点です。
交渉に見えるものは脅迫で、救援に見えるものは侵略の準備という場面が続きます。
物語の流れと小説16巻までの到達点

ここから先は小説16巻までの展開に触れます
これから読む方は「どれをどこから読めばいい?」まで飛ばしてください。
1〜6巻 — 名前を売る段階
序盤は、アインズが冒険者「モモン」として振る舞いながら周辺国家の情報を集め、ナザリックの安全を固めていく区間です。
リ・エスティーゼ王国、バハルス帝国、スレイン法国という勢力図が整理されます。
アニメ1期が1〜3巻、2期が4〜6巻にあたります。
リザードマンやセバスの章のように、人間側・敵側の視点で1冊使う構成が早くから入ります。
7〜9巻 — 王国戦役とカッツェ平野
物語が段違いに重くなるのがこの区間です。
王国と帝国の戦争にアインズが介入し、カッツェ平野で数万規模の死者を出す場面へ至ります。
アニメ3期が7〜9巻にあたり、ここで「主人公が敵側である」という設定が最も生々しく出ます。
漫画版第1部が最後に描いたのもこの区間です。
10〜16巻 — 魔導国と、広がる戦線
以降は魔導国としての統治、竜王国や聖王国への関与、そして周辺勢力との衝突が並行します。
アニメ4期が10・11巻と14巻、劇場版『聖王国編』が12〜13巻を映像化しました。
未映像化は15巻と16巻の2冊で、16巻は2022年7月29日発売のまま止まっています。
物語は決着に向かっていますが、まだ着地していません。
結末はどうなるのか(小説は全18巻で完結予定)
ここが検索でいちばん誤情報に当たりやすい部分です。
「完結済み」と書いている記事がありますが、それは漫画版第1部(全19巻)のことです。
原作小説は既刊16巻で、著者・丸山くがねは16巻のあとがきで残り2巻=全18巻での完結を予告しています。
2026年9月時点で17巻の発売日は発表されておらず、著者は自身のSNSで17巻の執筆が20万文字台まで進んでいることに言及しています。
漫画版が19巻で終わった理由
漫画版(作画・深山フギン/月刊コンプエース)は2014年11月26日連載開始、2023年12月26日発売の19巻で「第一部完」となりました。
到達点は王国戦役=カッツェ平野の戦いのあたりで、原作小説の9巻前後までです。
つまり打ち切りでも原作の結末到達でもなく、区切りとしての完結です。
続編は作画が交代し、『オーバーロード <新>世界編』(作画・Matsuki)が2024年2月22日から連載中で、既刊4巻。原作小説10巻から先を描いています。
「バッドエンドなのか」という疑問について
漫画版19巻の内容が大量死を伴う戦いの決着であるため、結末を悲観する感想が出回っています。
ただしそれは第一部の区切りであり、物語全体の結末ではありません。
結末の評価を確かめたいなら、現時点では小説16巻まで読むのが上限です。
出典:Wikipedia『オーバーロード(小説)』、電撃オンライン「【完結】漫画版『オーバーロード』最終19巻」(2026年9月時点)
アニメ・漫画・小説のどれをどこから読めばいい?
アニメ4期まで見た人 → 小説15巻から
4期(2022年7月5日〜9月27日・全13話)は10・11巻と14巻、劇場版『聖王国編』(2024年9月20日公開・135分)は12〜13巻です。映像化済みは14巻までなので、続きは15巻のプロローグから。未読は15・16巻の2冊だけです。
漫画で読み進めたい人 → 『<新>世界編』1巻から
漫画版第1部(全19巻)を読み終えた人の続きは『<新>世界編』です。原作小説10巻から描かれているので、アニメ4期の範囲と重なりながら進みます。
初めて触れる人 → アニメ1期か小説1巻
小説は1冊の情報量が多いので、世界観に慣れるならアニメ1期(2015年7月・全13話)が早いです。人間側の描写まで拾うなら小説に軍配が上がります。
漫画版全19巻のリストと揃え方はオーバーロード漫画は全19巻で完結!全巻リストと一番お得な揃え方にまとめています。
同系統の作品を探すなら異世界漫画おすすめ17選、主人公が最初から強い作品なら主人公最強漫画おすすめ16選、Web小説発のコミカライズはなろう漫画おすすめ11選が参考になります。
作品情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原作 | 丸山くがね(イラスト:so-bin) |
| 出版社・レーベル | KADOKAWA(エンターブレイン) |
| 小説 | 既刊16巻(16巻は2022年7月29日発売)・全18巻で完結予定 |
| 漫画版 | 作画・深山フギン/月刊コンプエース/2014年11月26日〜/全19巻で第一部完(19巻は2023年12月26日発売) |
| 続編漫画 | 『オーバーロード <新>世界編』作画・Matsuki/2024年2月22日〜/既刊4巻 |
| スピンオフ | 4コマ『オーバーロード 不死者のOh!』(じゅうあみ)既刊16巻 |
| TVアニメ | 1期2015年(1〜3巻)/2期2018年1月(4〜6巻)/3期2018年7月(7〜9巻)/4期2022年(10・11・14巻) |
| 劇場版 | 総集編2本(2017年)/『聖王国編』2024年9月20日公開・135分(原作12〜13巻) |
出典:Wikipedia『オーバーロード(小説)』、Wikipedia『オーバーロード(アニメ)』(2026年9月時点)
よくある質問
オーバーロードは完結していますか
漫画版第1部は全19巻で完結していますが、原作小説は既刊16巻で未完です。著者は全18巻での完結を予告しており、17巻の発売日は2026年9月時点で未発表です。
オーバーロードの結末はどうなりますか
結末はまだ描かれていません。小説16巻までが現在公開されている範囲で、残り2巻で完結する予定とされています。
漫画版はなぜ19巻で終わったのですか
打ち切りではなく「第一部完」という区切りです。到達点は王国戦役(カッツェ平野の戦い)あたりで、続きは作画が交代した『<新>世界編』が原作小説10巻から描いています。
アニメ4期の続きは小説の何巻からですか
15巻からです。4期が10・11巻と14巻、劇場版『聖王国編』が12〜13巻を映像化しているため、未映像化は15巻と16巻の2冊になります。
小説と漫画はどちらを読むべきですか
結末に近づきたいなら小説です。漫画版第1部は原作9巻前後まで、『<新>世界編』も既刊4巻で、小説16巻まで進んだ現在地には届いていません。
アインズは悪役なのですか
人間側の主人公ではありません。目的はギルドの名を世界に残すことで、そのために虐殺や政治工作も行います。善悪の枠で読むと違和感が出る構成です。
まとめ
- サービス終了の夜に取り残されたギルド長が、最強のまま異世界を支配していく物語
- 7〜9巻の王国戦役で「主人公が敵側」という設定が最もはっきり出る
- 原作小説は既刊16巻・全18巻で完結予定で、結末は未公開
- 漫画版全19巻は「第一部完」。続編『<新>世界編』が原作10巻から連載中
- 映像化は小説14巻までで、アニメ4期の続きは15巻から(未読は2冊)
「完結した」という情報の多くは漫画版第1部を指しています。結末を追うなら小説側を見るのが正解です。


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