「アニメを全部見たけど、漫画を買う意味はあるんだろうか」——デスノートはアニメが結末まで描いているので、ここで手が止まる人が多い作品です。
結論から書きます。アニメ全37話は原作本編12巻・全108話の結末まで映像化しています。だから「続きは何巻から」という未読分はありません。
ただし残っているものが2つあります。ひとつは月の最期の描き方がアニメオリジナルで原作とは別物だという点、もうひとつは単行本13巻の短編集に入っている「最終回から3年後」の物語がアニメに存在しないという点です。
この記事ではアニメと原作の対応を整理したうえで、アニメ勢に何が残っているのかをはっきりさせました。
読み終えるころには、漫画を買うなら何巻を買えばいいのかが決まります。
※本ページはAmazonアソシエイト・プログラムのリンク(広告)を含みます。
デスノートのアニメはどこまで放送された?
先に全体像です。
- TVアニメ(2006年10月3日〜2007年6月26日・全37話):原作本編12巻・全108話の結末まで
- 第二部(ニアとメロの編):第27話から最終第37話まで
- 原作の単行本:全13巻(本編12巻+短編集1巻)
- アニメに無いもの:13巻の短編集に収録された読切版とCキラ編
アニメーション制作はマッドハウス、放送は日本テレビです。
つまりこの作品は、アニメだけで物語の結末まで到達できる数少ないタイプです。
「アニメの続きを原作で読む」という形の未読分は発生しません。
デスノートのアニメと原作の対応表
| 区分 | 放送・掲載 | 話数・巻数 | 内容 |
|---|---|---|---|
| アニメ第一部 | 2006年10月3日〜2007年4月 | 第1話〜第26話 | Lとの対決まで |
| アニメ第二部 | 2007年4月〜6月26日 | 第27話〜第37話 | ニアとメロの登場から結末まで |
| 原作 第一部 | 『週刊少年ジャンプ』2004年1号〜2005年11号 | — | Lとの対決まで |
| 原作 第二部 | 『週刊少年ジャンプ』2005年20号〜2006年24号 | — | ニアとメロの登場から結末まで |
| 原作 単行本 | — | 全13巻(本編12巻+短編集1巻) | 全108話 |
| 読切版(鏡太郎編) | 『週刊少年ジャンプ』2003年36号 | — | 連載版の前に掲載された別設定の読切 |
| 特別編(Cキラ編) | 『週刊少年ジャンプ』2008年11号 | — | 最終回から3年後を描く |
出典:Wikipedia『DEATH NOTE』、ciatr「デスノート全シリーズネタバレあらすじ解説」(2026年10月時点)
デスノートのアニメは原作の結末まで描いている

2006年10月3日から2007年6月26日まで、全37話です。
第1話から第26話が原作の第一部にあたり、夜神月がデスノートを拾ってからLとの対決に決着がつくまで。
第27話から最終第37話が第二部で、Lの後を継ぐニアとメロが登場し、キラとの最終決戦に向かいます。
原作の構成も同じです。
第一部が『週刊少年ジャンプ』2004年1号から2005年11号まで、第二部が2005年20号から2006年24号まで。
単行本の本編は12巻、話数は全108話で、話数のカウントは「page-」という表記が使われています。
アニメは第一部と第二部の両方を映像化しており、原作本編の結末まで到達しています。
アニメを見終えた人が「この後どうなるんだろう」と思う必要はありません。
物語はそこで終わっています。
デスノートのアニメと原作では月の最期が違う

ここがアニメ勢に残っているもののひとつめです。
原作とアニメでは、夜神月の死に方の描き方が大きく違います。
原作では、追い詰められた月は死神リュークにノートへ名前を書かれ、心臓麻痺で死亡します。
人の命を自由に操る力を手にした結果として人間らしい心を失っていた月が、そのまま最期を迎えます。
アニメは違います。
アニメの月は、死の間際に「まだ普通の高校生だったころの自分の幻影」と出会います。
そして人間らしい表情を見せながら、穏やかに死を受け入れていきます。
同じ結末に向かっているのに、受け取るものが変わります。
原作は堕ちきったまま終わる話、アニメは最後に人間性が戻ってくる話として読めます。
この演出はアニメオリジナルです。
原作にこの場面はありません。
アニメの結末に救いを感じた人は、原作を読むとまったく別の後味を受け取ることになります。
逆もそうです。
同じ物語の結末を2通り体験できるというのが、この作品の珍しいところです。
デスノートのアニメに無いのは13巻の短編集
ふたつめです。
原作の単行本は全13巻で、13巻は『DEATH NOTE短編集』です。
本編は12巻で終わっており、13巻は本編とは別に描かれた2本を収録しています。
- 鏡太郎編:連載が始まる前の2003年36号に掲載された読切版。ホラー要素が連載版より強く、リューク以外の死神が登場する別設定の物語
- Cキラ編:2008年11号に掲載された特別編。最終回から3年後を描く
どちらもアニメには出てきません。
とくにCキラ編は、キラ事件が終わった後の世界を描いています。
新しいデスノートの使用者が現れますが、犯罪者ではなく瀕死の老人ばかりを殺し、月のような理念すら見えない相手です。
ニアはその安っぽさから「Cキラ」と呼びます。
アニメを全話見た人にとって、物語として唯一「まだ読んでいない」のがこの13巻です。
なおアニメにも特別編が2本あります。
- 『ディレクターズカット完全決着版 〜リライト・幻視する神〜』(2007年8月31日放送)
- 『デスノート:R2 デスノート:リライト2 Lを継ぐ者』(2008年8月22日放送)
ただしこれらは本編を再構成した総集編で、新しい物語ではありません。
Cキラ編の映像化でもありません。
デスノートのアニメを見た人は漫画の何巻を買えばいい?
アニメを全話見た人 → 13巻(短編集)
本編の結末はアニメで見ているので、物語として新しいのは13巻だけです。鏡太郎編とCキラ編の2本が入っています。
月の最期を読み比べたい人 → 12巻
アニメオリジナルの幻影の演出がない、原作の結末がここにあります。アニメの後味と比べると違いがはっきり出ます。
第二部をもう一度じっくり追いたい人 → 7巻から12巻
ニアとメロが登場する第二部は、アニメだと第27話から第37話の11話に収まっています。原作は会話と推理の積み上げが細かいため、読み返すと情報量が違います。
まったく見ていない人 → 1巻から
単行本は全13巻(本編12巻+短編集1巻)です。紙の新品でそろえると1冊あたり450円前後なので、合計は6,000円前後が目安になります。文庫版の全7巻という選択肢もあります。
デスノートの新作アニメはあるのか
2026年10月時点で、新しいテレビシリーズの制作発表はありません。
原作は2006年に完結し、アニメは2007年にその結末まで映像化しきっています。
2008年に特別編『リライト2』が放送されて以降、本編の続きを描く映像作品は作られていません。
実写映画やドラマ、ミュージカルなど別メディアの展開はありますが、いずれも原作とは異なる構成です。
原作の物語をたどる目的なら、アニメ全37話と単行本13巻で完結します。
全巻のリストと価格はDEATH NOTEは全12巻で完結!全巻リストとお得な揃え方にまとめています。
物語の流れを先に知りたい方はDEATH NOTEのあらすじ|ノートを拾った高校生が始めたことが早いです。
ほかの作品のアニメと原作の対応はアニメの続きは漫画何巻から?、同じ作者コンビの作品は大場つぐみ×小畑健おすすめ漫画まとめ、同じ掲載誌の作品は週刊少年ジャンプのおすすめ漫画まとめ、同じ路線なら頭脳戦・心理戦漫画おすすめ16選とミステリー・サスペンス漫画のおすすめ、完結作をまとめて読むなら完結漫画おすすめ18選もあわせてどうぞ。
作品情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | 大場つぐみ(原作)・小畑健(作画) |
| 出版社・レーベル | 集英社(ジャンプ・コミックス) |
| 掲載 | 『週刊少年ジャンプ』第一部 2004年1号〜2005年11号/第二部 2005年20号〜2006年24号 |
| 巻数 | 単行本 全13巻(本編12巻+短編集1巻)・全108話/文庫版 全7巻 |
| TVアニメ | 全37話(2006年10月3日〜2007年6月26日) |
| アニメ特別編 | 『リライト 〜幻視する神〜』2007年8月31日/『リライト2 Lを継ぐ者』2008年8月22日 |
| アニメ制作 | マッドハウス |
| 完結状況 | 完結。アニメは原作本編の結末まで映像化済み |
よくある質問
デスノートのアニメはどこまで放送されましたか
全37話で、原作本編12巻・全108話の結末まで映像化されています。第1話から第26話が第一部、第27話から最終第37話が第二部です。
アニメの続きは漫画の何巻からですか
「続き」はありません。アニメは原作本編の結末まで描いています。アニメ勢に残っているのは、本編とは別に描かれた13巻の短編集だけです。
アニメと原作では結末が違うのですか
結末そのものは同じですが、月の最期の描き方が違います。原作では狂気のままリュークにノートへ名前を書かれて死亡します。アニメでは死の間際に高校生だったころの自分の幻影を見て、穏やかに受け入れる描写が加えられています。これはアニメオリジナルです。
デスノートの単行本は全何巻ですか
全13巻です。本編が12巻、13巻が『DEATH NOTE短編集』という構成です。文庫版は全7巻です。
13巻の短編集には何が入っていますか
連載前に掲載された読切版の「鏡太郎編」と、最終回から3年後を描く特別編の「Cキラ編」の2本です。どちらもアニメには出てきません。
アニメの特別編リライトは新しい物語ですか
いいえ。『リライト 〜幻視する神〜』と『リライト2 Lを継ぐ者』はどちらも本編を再構成した総集編です。Cキラ編の映像化ではありません。
アニメを全部見たなら漫画はいらないですか
本編の結末を知るという目的なら足ります。それでも13巻の短編集は物語として未読のまま残り、12巻の原作の結末はアニメとは別の後味になります。
まとめ
- アニメ全37話は原作本編12巻・全108話の結末まで映像化済み。「続きは何巻から」はない
- 月の最期の描き方がアニメオリジナル。原作は狂気のまま、アニメは幻影を見て穏やかに終わる
- 単行本は全13巻(本編12巻+短編集1巻)
- 13巻の短編集はアニメに存在しない。読切版の鏡太郎編と、最終回から3年後を描くCキラ編の2本
- アニメの特別編『リライト』2本は総集編で新作ではない
アニメで完結する作品だからこそ、残っているものがはっきりしています。アニメ勢が次に読むべきは13巻、結末を読み比べたいなら12巻です。


コメント