ベルセルクのアニメはどこまで?1997年版は蝕まで・2017年版の続きは29巻から【2026年最新】

ベルセルクのアニメ2017年版の続きが原作29巻からであることを示すアイキャッチ画像

「ベルセルクのアニメをいくつか見たけど、結局原作のどこまで来たのか分からない」——この作品は映像化が3系統あり、しかも同じ範囲を2回映像化しているところがあるので、現在地がとても見えにくいです。

結論から書きます。1997年版(全25話)と劇場3部作は黄金時代篇の「蝕」までで、2016年と2017年に放送された第2作(全24話)は原作29巻の第264話「ささやかな晩餐」までです。

つまりいちばん先まで進んでいる映像化を見ても、原作43巻のうち29巻までしか追えていません。

この記事では3系統の到達点を対応表にまとめ、どの入口から入った人がどの巻から読めばいいのかを整理しました。

読み終えるころには、自分の未読分が何冊なのかがはっきりします。

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目次
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ベルセルクのアニメはどこまで放送された?

先に全体像です。

  • 1997年版『剣風伝奇ベルセルク』(全25話):黄金時代篇。第24話「蝕」第25話「永遠の刻」で終わる
  • 劇場3部作『ベルセルク 黄金時代篇』(2012〜2013年):同じ黄金時代篇をもう一度映像化
  • 2016年・2017年版『ベルセルク』(全24話):断罪篇から千年帝国の鷹篇へ。原作29巻の第264話まで
  • 続き:29巻の第265話「帰郷」から

原作は既刊43巻で連載中です。

ここが大事なところです。

1997年版と劇場3部作は、原作のほぼ同じ範囲を描いています。

だから両方見ても進んだ距離は増えません。先に進むには2016年・2017年版を見るか、原作を読むしかありません。

ベルセルクのアニメと原作の対応表

作品 放送・公開 話数 原作の対応範囲
1997年版『剣風伝奇ベルセルク』 1997年10月8日〜1998年4月1日 全25話 黄金時代篇(蝕まで。オリジナルエピソードを追加)
劇場版『黄金時代篇I 覇王の卵』 2012年2月4日 — 黄金時代篇の前半
劇場版『黄金時代篇II ドルドレイ攻略』 2012年6月23日 — 黄金時代篇の中盤
劇場版『黄金時代篇III 降臨』 2013年 — 黄金時代篇の終盤(蝕)
2016年・2017年版『ベルセルク』 2016年7月1日〜9月16日/2017年4月7日〜6月23日 全24話 断罪篇(14巻)〜29巻 第264話「ささやかな晩餐」

原作の編の区切りは次のようになっています。

編 巻
黒い剣士 1〜3巻
黄金時代 3〜14巻
断罪篇 14〜21巻
千年帝国の鷹篇 22〜35巻
幻造世界篇 35巻〜

出典:Wikipedia『ベルセルク (漫画)』(2026年10月時点)

1997年版のアニメは蝕まで描いて終わった

ベルセルクの1997年版アニメ・劇場3部作・2017年版がそれぞれ原作のどこまでを描いたかの図

1997年10月8日から1998年4月1日まで、日本テレビで深夜アニメとして放送されました。

全25話で、アニメーション制作はOLM、ナレーションは石塚運昇です。

範囲は原作の黄金時代篇です。

ガッツが鷹の団に加わり、グリフィスとキャスカと過ごし、やがて鷹の団が崩壊するまでが描かれます。

最終2話は第24話「蝕」と第25話「永遠の刻」で、作品最大の転換点である蝕まで到達しています。

ただし注意点が2つあります。

1つは、原作の黄金時代篇を基にしつつオリジナルエピソードが追加されている点です。

また、過激な描写の一部が控えめに修正されています。

もう1つは、物語がここで区切られているため「その後」がまったく描かれていない点です。

蝕の後にガッツがどうなるのかは、原作14巻の断罪篇から始まります。

劇場3部作は1997年版と同じ範囲をもう一度映像化した

2012年から2013年にかけて、『ベルセルク 黄金時代篇』I・II・IIIの3部作が公開されました。

アニメ製作はSTUDIO4℃、配給はワーナー・ブラザース映画です。

  • I 覇王の卵(2012年2月4日公開)
  • II ドルドレイ攻略(2012年6月23日公開)
  • III 降臨(2013年公開)

これは「本作のすべての物語を映像化する」ことを目的に立ち上げられたベルセルク・サーガプロジェクトの第1弾として作られたものです。

範囲は1997年版とほぼ同じ黄金時代篇です。

つまり劇場3部作を見ても、1997年版を見た人が読める巻は増えません。

価値があるのは別のところです。

1997年版が削った描写や追加したオリジナル部分が整理され、原作に近い形で黄金時代篇をもう一度たどれるようになっています。

2016年と2017年版のアニメは原作29巻まで進んだ

2016年7月1日から9月16日までの第1クールと、2017年4月7日から6月23日までの第2クールで、全24話です。

第1クールと第2クールの間は半年空いています。

ここが3系統の中でいちばん先まで進んだ映像化です。

内容は断罪篇から始まります。

蝕の後、キャスカを連れて逃げるガッツが断罪の塔へ向かい、グリフィスが受肉するまで。

そこから千年帝国の鷹篇の「聖魔戦記の章」へ進み、ファルネーゼ、セルピコ、イシドロ、シールケといった仲間が合流していきます。

到達点は原作29巻の第264話「ささやかな晩餐」です。

千年帝国の鷹篇の「鷹都(ファルコニア)の章」の入口にあたります。

続きは29巻の第265話「帰郷」からです。

ベルセルクのアニメの続きは漫画の何巻から読めばいい?

ベルセルクをどのアニメから入ったかで未読の巻数がどう変わるかを比べた図

入口ごとに分けます。

2016年・2017年版まで見た人 → 29巻から

29巻の第264話までが映像化済みなので、29巻を手元に置いて第265話から読むのが確実です。29巻から43巻までの15冊が未読分です。

1997年版だけ見た人 → 14巻から

1997年版は蝕までで終わっています。その後のガッツを描く断罪篇は14巻から始まるので、14巻から43巻までの30冊が残っています。

劇場3部作だけ見た人 → 同じく14巻から

劇場3部作も黄金時代篇までなので、読む起点は1997年版と同じです。

まったく見ていない人 → 1巻から

既刊43巻で連載中です。紙の新品でそろえると1冊あたり550円前後なので、合計は24,000円前後が目安になります。

いちばん進んだ映像化でも、原作は29巻からが未読です

2016年・2017年版まで見た人の未読分は29巻から43巻までの15冊。1997年版だけなら14巻からの30冊です。

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作者の死去後もベルセルクの連載は続いている

アニメの続きを原作で読むうえで、知っておきたい事情があります。

作者の三浦建太郎は2021年に急逝しました。

逝去後、同年9月10日発売の『ヤングアニマル』18号に第364話が掲載されています。

その後、連載は再開されました。

2022年6月24日発売号(『ヤングアニマル』2022年13号)から、「原作・三浦建太郎、漫画・スタジオ我画、監修・森恒二」のクレジットで連載が続いています。

森恒二は三浦の親友で、生前の三浦から完結までのすべてのストーリーを聞かされていた唯一の人物です。

森が結末までの展開を聞いたのは約30年前で、その時点でほぼ最終回まで構想が固まっており、以降はほとんど変更なくその筋書き通りに進んできたと語られています。

作画を担当するスタジオ我画には三浦の弟子が所属しています。

また『ヤングアニマル』編集部によると、三浦が描いた構想メモとキャラクターデザインも発見されました。

方針として、森が三浦から直接聞いたエピソードのみを伝え、はっきり覚えていないエピソードはやらないとされています。

つまり原作は止まっていません。

既刊43巻(2025年8月29日時点)まで出ており、物語は三浦が構想した結末へ向かって進んでいます。

最新刊の状況と次巻の情報はベルセルクの最新刊は何巻?発売日と次巻の情報にまとめています。

全巻のリストと価格はベルセルクは何巻まで?現在43巻・連載中、物語の流れを先に知りたい方はベルセルクのあらすじ|黄金時代篇から幻造世界篇までが早いです。

ほかの作品のアニメと原作の対応はアニメの続きは漫画何巻から?、同じ路線ならダークファンタジー漫画おすすめ16選、大人向けの作品なら青年漫画おすすめランキング10選、巻数の多い作品は巻数が多い漫画ランキングTOP20もあわせてどうぞ。

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作品情報

ベルセルクの作者・掲載誌・巻数をまとめた図
項目 内容
作者 三浦建太郎(42巻より原作)/スタジオ我画(42巻より作画)/森恒二(監修・365話〜)
出版社・レーベル 白泉社(ヤングアニマルコミックス、ジェッツコミックス)
掲載 『月刊アニマルハウス』→『ヤングアニマル』
巻数 既刊43巻(2025年8月29日時点)・連載中
TVアニメ 1997年版 全25話/2016年・2017年版 全24話
劇場アニメ 『黄金時代篇』I(2012年)・II(2012年)・III(2013年)
アニメ制作 OLM(1997年版)/STUDIO4℃(劇場版)
完結状況 連載中。映像化は原作29巻の第264話まで

よくある質問

ベルセルクのアニメはどこまで放送されましたか

いちばん先まで進んだのは2016年と2017年に放送された第2作(全24話)で、原作29巻の第264話「ささやかな晩餐」までです。1997年版(全25話)と劇場3部作は黄金時代篇の蝕までで終わっています。

アニメの続きは漫画の何巻からですか

2016年・2017年版まで見た方は29巻の第265話「帰郷」からです。1997年版や劇場3部作だけ見た方は、断罪篇の始まる14巻からになります。

1997年版のアニメは蝕まで描かれていますか

描かれています。第24話が「蝕」、最終第25話が「永遠の刻」です。ただしその後のガッツを描く断罪篇は含まれていないため、続きは原作14巻からです。

1997年版と劇場3部作はどう違いますか

どちらも黄金時代篇が範囲なので、到達点はほぼ同じです。1997年版はオリジナルエピソードの追加と過激描写の修正があり、劇場3部作は原作に近い形で描き直されています。

ベルセルクの続きのアニメはありますか

2026年10月時点で、第264話より先を描く新作の制作発表はありません。

三浦建太郎が亡くなった後も連載は続いていますか

続いています。2022年6月24日発売号から「原作・三浦建太郎、漫画・スタジオ我画、監修・森恒二」のクレジットで再開しました。森恒二は生前の三浦から結末までの全ストーリーを聞かされていた唯一の人物です。

ベルセルクは完結していますか

完結していません。既刊43巻で連載中です。三浦が構想した結末に向けて物語が進んでいます。

まとめ

  • 映像化は1997年版・劇場3部作・2016年と2017年版の3系統
  • 1997年版(全25話)と劇場3部作はどちらも黄金時代篇の蝕まで。続きは14巻から
  • 2016年・2017年版(全24話)は原作29巻の第264話「ささやかな晩餐」まで。続きは29巻の第265話「帰郷」から
  • いちばん進んだ映像化を見ても、原作43巻のうち29巻までしか追えていない
  • 三浦建太郎の死去後も森恒二の監修とスタジオ我画の作画で連載は継続中

どの入口から入っても、ガッツの旅は映像の先にまだ長く続いています。2016年・2017年版まで見た人なら、29巻からの15冊で現在地に追いつけます。

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