「アニメは見たけれど、あの戦いのあと物語はどこへ行ったの?」——王様ランキングは、アニメで区切りがつきすぎているぶん、続きの位置が分かりにくい作品です。
結論から言うと、アニメ全23話は原作の第1部をまるごと描き切っており、続きは単行本13巻から始まる第2部です。
この記事では、ボッジとカゲの出会いから第1部の結末までを順番に整理し、ミランジョが何を望んでいたのかに触れたうえで、第2部以降で物語がどこまで進んだのかを示します。
読み終えるころには、自分が何巻から買えばいいかがはっきりします。
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30秒でわかる王様ランキング
- 巨人の王の子でありながら、耳が聞こえず剣も振れない第一王子ボッジが主人公。
- 彼の言葉を理解できる唯一の友が、滅びた暗殺一族の生き残りカゲ。
- 王位を巡って弟ダイダが立ち、その背後でミランジョが王国の滅亡を企てる。
- 第1部は亡き初代国王ボッスとの決着まで。単行本1〜12巻にあたる。
- 既刊22巻・連載中(22巻は2026年6月12日発売)。第3部が進行中。
連載は投稿サイト「マンガハック」発。単行本はKADOKAWAのBEAM COMIXから刊行されています。
王様ランキングはどんな話?
世界には「王様ランキング」という、王の強さと器量を順位づけする仕組みがあります。
ボッジはその上位に位置するボッス王国の第一王子として生まれました。
ただしボッジは、耳が聞こえず、言葉も発せず、短剣すら振れないほど非力です。
巨人の血を引いているのに体は小さく、周囲からは「王の器ではない」と見られています。
そこに現れるのが、影のような姿をした生き物・カゲです。
カゲはボッジの言葉を唯一理解できる存在で、しかも滅ぼされた暗殺一族の生き残りでもあります。
ここがこの作品の出発点です。
誰にも伝わらなかった言葉が、一人にだけ伝わるようになる。
それだけでボッジの人生が動き出し、彼は世界一の王様を目指して歩き始めます。
絵柄は絵本のようにやわらかいのに、中身は王位継承と復讐の話です。
この落差が王様ランキングの持ち味で、序盤の印象だけで判断すると読み違えます。
王様ランキングのあらすじ|第1部(1〜12巻)

ここから先は第1部の結末まで触れます
アニメ未視聴の方は「アニメはどこまで描いた?」まで飛ばしてください。
王位継承と、ボッジの旅立ち
物語は、次期国王を誰にするかという問題から動きます。
選ばれるのは、文武両道の第二王子ダイダです。
ボッジは城を出て、カゲとともに修行の旅に出ます。
自分の力で強くなるために——という理由ですが、この旅で身につけるのが「受け流し」と「速さ」という、非力なままでも成立する戦い方である点が重要です。
力を手に入れて解決する話ではないという筋が、ここで確定します。
ミランジョとボッスの目的
一方の城では、ダイダの体が乗っ取られます。
黒幕にあたるのがミランジョです。
肉体を失って鏡になった女性で、王国そのものを滅ぼすことを望んでいます。
彼女がダイダを操り、復活させるのが初代国王ボッス——魔神と契約して力を得た、ボッジの父にあたる人物です。
ミランジョが単純な悪として描かれないのが、この作品の芯です。
彼女の願いの根には、自分を救ってくれた相手への執着と、迫害された過去があります。
倒すべき敵として提示された人物の事情が、終盤でまるごとひっくり返されます。
第1部の結末
決着は、ボッジがボッスを退けるところから始まります。
そのあとボッジは、ミランジョ自身に頼まれて鏡を破壊します。
鏡から魂が抜けた瞬間、契約どおり魔神が彼女の魂を喰らおうとする——ここで割って入るのが、体を取り戻したダイダです。
ダイダはミランジョを生き返らせてほしいと願い、魔神はそれを聞き入れます。
ミランジョは人として生き返り、ボッスはミランジョの母とともに去っていきます。
敵を倒して終わるのではなく、敵だった相手を人として取り戻して終わる。
第1部はここで幕を閉じ、単行本では12巻にあたります。
第2部・第3部で物語はどこまで進んだのか
第2部は単行本13巻から始まります。
自分の力で王様になると決めたボッジは、カゲとともに諸国を巡る旅に出ます。
ひとまず腰を落ち着けるのが、王様ランキング下位のクヒャ国です。
同時にもう一本の線が動きます。
冥府の王デスハーが、弟オウケンを人間に戻すために「王様ランキング」の深奥へ迫っていくという展開で、第1部では背景でしかなかった世界の仕組みが前に出てきます。
ボッジたちの修行を引き受けるデスパーも、この区間で存在感を増します。
第2部は2023年4月までで区切りがつき、第3部は2024年12月から始まっています。
最新刊は2026年6月12日発売の22巻で、連載も続いています(2026年9月時点で第307話まで公開)。
第1部の12巻で読み終えている人からすると、すでに10巻分の物語が積み上がっている計算です。
王様ランキングのアニメはどこまで描いた?続きは何巻から
TVアニメは2021年10月15日から2022年3月25日まで、フジテレビ「ノイタミナ」枠ほかで全23話が放送されました。制作はWIT STUDIOです。
描かれたのは原作の第1部ぜんぶ、つまり単行本12巻までの範囲です。
したがってアニメの続きは13巻からになります。
ここは公式の単行本告知でも「第二部、開幕」として13巻が案内されているので、迷う必要はありません。
なお『王様ランキング 勇気の宝箱』(2023年4月14日〜6月16日・全10話)は正式な第2期ではありません。
本編で語られなかったエピソードを描く番外編なので、これを見ても13巻からという位置は変わりません。
既刊22巻のリストと揃え方は王様ランキングは何巻まで?現在22巻・連載中|アニメの続きは何巻からにまとめています。
旅と成長を描く作品を探すなら冒険漫画のおすすめ、世界観から入りたいならファンタジー漫画のおすすめが参考になります。
作品情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | 十日草輔 |
| 掲載 | 投稿サイト「マンガハック」2017年5月20日〜(毎週土曜更新) |
| 出版社・レーベル | KADOKAWA(BEAM COMIX) |
| 巻数 | 既刊22巻・連載中(22巻は2026年6月12日発売) |
| 部構成 | 第1部(2017年5月〜2021年1月・1〜12巻)/第2部(2021年5月〜2023年4月・13巻〜)/第3部(2024年12月〜) |
| TVアニメ | 2021年10月15日〜2022年3月25日・全23話(フジテレビ「ノイタミナ」ほか・WIT STUDIO) |
| 番外編アニメ | 『王様ランキング 勇気の宝箱』2023年4月14日〜6月16日・全10話 |
出典:Wikipedia『王様ランキング』、KADOKAWA『王様ランキング 21』商品ページ(2026年9月時点)
よくある質問
王様ランキングは完結していますか
完結していません。2026年9月時点で既刊22巻(22巻は2026年6月12日発売)、第3部が連載中です。
アニメの続きは何巻からですか
13巻からです。アニメ全23話は原作の第1部(単行本12巻まで)をすべて描いています。
『勇気の宝箱』はアニメ2期ですか
正式な第2期ではありません。本編で語られなかったエピソードを描く番外編(全10話)です。視聴しても原作の続きが13巻からという位置は変わりません。
ミランジョは結局どうなりますか
第1部の結末で、ボッジに頼んで鏡を壊してもらいます。魔神に魂を喰われかけますが、体を取り戻したダイダの願いによって人として生き返ります。
ボッジはどうやって強くなるのですか
力そのものを得るのではなく、受け流しと速さを軸にした戦い方を身につけます。非力なままでも成立する形で強くなる点が、この作品の一貫した方針です。
どこで連載されていますか
投稿サイト「マンガハック」で2017年から毎週土曜に更新されています。単行本はKADOKAWAのBEAM COMIXから刊行されています。
まとめ
- 耳が聞こえず非力な王子ボッジと、彼の言葉を唯一理解するカゲの物語
- 絵柄はやわらかいが、中身は王位継承と復讐の話
- 第1部の結末は、敵を倒して終わらずミランジョを人として取り戻して終わる
- 第2部は13巻から。ボッジは諸国を巡る旅へ、冥府側の動きも本格化する
- アニメ全23話は第1部(12巻)まで。続きは13巻から(『勇気の宝箱』は番外編)
アニメで止まっている人にとっては、いちばん世界が広がる部分がまるごと残っています。13巻からで10冊分です。


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