「ワールドトリガーって名前は知ってるけど、どんな話なの?」「巻数が多くて、そもそもどういう物語なのか整理してから読み始めたい」——そう思って検索した方のために、この記事を書きました。
先に結論を言うと、ワールドトリガーは異世界からの侵略者「近界民(ネイバー)」が現れた街で、防衛組織「ボーダー」に所属する少年たちが戦いと成長を重ねていくSFアクションです。
中心にいるのは、力は弱いけれど頭脳と戦術で戦うC級隊員・三雲修(みくもおさむ)と、彼の前に現れた近界民の少年・空閑遊真(くがゆうま)。
この記事では、物語の入り口となる導入・序盤から中盤にかけての流れ・作者の長期休載をめぐる経緯・そして連載中である現在までの到達点を、終盤の詳細なネタバレは避けながら順に整理しました。
読み終えるころには、この作品がどんな物語なのか、その全体像がつかめるはずです。
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ワールドトリガーのあらすじをひとことで
ワールドトリガーは、葦原大介(あしはらだいすけ)さんによるSFアクション漫画です。
物語の舞台は、ある日突然「門(ゲート)」が出現した地方都市・三門市(みかどし)。
その門から異世界の怪物「近界民(ネイバー)」が襲来したことで、街は界境防衛機関「ボーダー」による防衛体制のもとに置かれます。
そんな街で暮らすボーダーのC級隊員・三雲修と、近界民でありながら人間側に立つ少年・空閑遊真が出会うところから、物語は本格的に動き出します。
派手な必殺技の応酬ではなく、限られた戦力をどう使うかという「戦術」や「頭脳戦」に重きを置いたバトルが、この作品の大きな持ち味です。
ワールドトリガーとはどんな作品?基本情報
まず、これから読む人が押さえておきたい基本情報を整理します。
ワールドトリガーは連載開始からしばらく「週刊少年ジャンプ」に掲載されていましたが、のちに掲載誌を移して連載が続いている作品です。
2025年12月時点で既刊29巻・連載中であり、物語はまだ完結していません。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | 葦原大介 |
| 出版社 | 集英社 |
| 掲載誌 | 週刊少年ジャンプ → ジャンプSQ.(2019年1月号より移籍) |
| ジャンル | SF・アクション・戦術バトル |
| 巻数・連載状況 | 既刊29巻・連載中(2025年12月4日発売時点) |
| 主人公 | 三雲修 |
巻数の内訳やお得な揃え方は ワールドトリガーは連載中!全29巻リストとお得な揃え方 にまとめています。
まずは物語の入り口となる1巻から手に取ってみてください。
ワールドトリガーのあらすじ【序盤〜中盤】

ここからは、序盤から中盤にかけての流れを、ネタバレを控えめにしながら紹介します。
物語の入り口をつかみたい方は、この章だけ読めば十分に雰囲気がわかるはずです。
三門市に現れた「門」とボーダー
物語の舞台となる三門市には、ある日突然、異世界へとつながる「門」が出現します。
その門から現れたのが、人々を襲う怪物「近界民(ネイバー)」です。
この脅威に対抗するために設立されたのが、界境防衛機関「ボーダー」でした。
以後、ボーダーは街に防衛体制を敷き、隊員たちが特殊な武器「トリガー」を使って近界民と戦う——それが、この街の日常の前提になっています。
物語が本格的に始まるのは、門が最初に出現してから4年半が経った頃です。
C級隊員・三雲修と転入生・空閑遊真の出会い
主人公の三雲修は、ボーダーに所属するC級隊員です。
正義感が強く困っている人を放っておけない性格ですが、戦いに必要な「トリオン」という力の量が人より少なく、戦力としては恵まれていません。
そんな彼が、その弱点を戦術や頭脳で補いながら奮闘していく——修は、読者が物語を追う視点役でもあります。
そこへ、クラスに一人の転入生がやってきます。
それが空閑遊真。
飄々とした小柄な少年ですが、その正体は人間側に立つ近界民であり、亡き父の友人を探して三門市へやって来た、という秘密を抱えていました。
膨大なトリオンを持つ少女・雨取千佳
物語のもう一人の要になるのが、雨取千佳(あまとりちか)です。
彼女は修が気にかけている少女で、隊員の中でも群を抜いて膨大なトリオン能力を秘めています。
その力は狙撃手(スナイパー)として大きな武器になりますが、一方で千佳は「人を撃つこと」への強いためらいを抱えています。
この葛藤とどう向き合い、乗り越えていくのかが、彼女の成長を描くうえで欠かせないテーマになっていきます。
修・遊真・千佳という三人を軸に、物語の歯車が回り始めるのです。
近界民の大規模侵攻
序盤の出会いを経て、物語は大きく動きます。
それが、近界民による三門市への大規模侵攻です。
これまでの小規模な戦いとは規模が違う脅威に対し、ボーダーの隊員たちは総力を挙げて防衛にあたります。
この戦いを通じて、修たちは自分たちの実力の足りなさや、組織としての課題を痛感することになります。
「勝つために何が必要なのか」を突きつけられたことが、彼らが次の段階へ進むきっかけになっていくのです。
ランク戦を通じた成長
大規模侵攻のあと、物語の中心となっていくのが、ボーダー隊員同士が実力を競い合う「ランク戦」です。
これはチーム単位で戦い、順位を上げていく組織内の対抗戦のようなもの。
ここで描かれるのは、単なる力比べではありません。
限られた戦力・限られた選択肢のなかで、どう連携し、どう相手の裏をかくか——ワールドトリガーならではの緻密な戦術バトルが、このランク戦で存分に味わえます。
修たちがチームとして少しずつ強くなっていく過程は、この作品の一番の読みどころといってよいでしょう。
主要な登場人物それぞれの戦い方や見どころは ワールドトリガーは面白い?何巻から面白くなるか評価・感想 でも詳しく触れています。
作者の長期休載をめぐる経緯
ワールドトリガーを語るうえで避けて通れないのが、作者・葦原大介さんの体調による長期休載です。
これから読み始める方や、久しぶりに戻ってきた方が混乱しないよう、経緯を正確に整理しておきます。
葦原さんは2016年に頚椎症性神経根症(けいついしょうせいしんけいこんしょう)を発症し、執筆の継続が困難になりました。
これにより、本作は2016年50号ごろから2018年47号ごろまで、およそ2年間にわたって長期休載に入ります。
その後、2018年48号で連載が再開されました。
そして2019年1月号からは、掲載誌を「週刊少年ジャンプ」から月刊誌の「ジャンプSQ.(スクエア)」へ移籍し、以降はそちらで連載が続いています。
休載という大きな空白を経てなお物語が本来の形で続いているのは、作品を待ち望んだ読者にとって心強いところです。
ワールドトリガーの結末は?現時点までの到達点
ここでは、本作がまだ連載中である点を踏まえ、結末を断定するのではなく、現在までに物語がどこまで進んでいるのかという「到達点」だけをお伝えします。
ワールドトリガーは、近界民の大規模侵攻という大きな山場を越え、ランク戦を通じて修たちがチームとして成長していく段階を、じっくりと描いてきました。
そして空閑遊真が抱える「亡き父の友人を探す」という目的をはじめ、まだ明かされていない謎や、これから向き合うべき相手が物語の先には残されています。
2025年12月時点で既刊29巻に達していますが、物語はなお途上にあり、今後どう決着していくのかは連載の続きを待つ形になります。
最新刊までの流れを追いたい方は、巻ごとの内容を整理した 作品ガイド もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. ワールドトリガーはどんなあらすじの漫画ですか?
A. 異世界へつながる「門」が出現した三門市を舞台に、防衛機関「ボーダー」の隊員たちが怪物「近界民(ネイバー)」と戦うSFアクションです。力は弱いが戦術で戦うC級隊員・三雲修と、近界民でありながら人間側に立つ少年・空閑遊真、膨大なトリオンを持つ狙撃手・雨取千佳を軸に、大規模侵攻やランク戦を通じた成長が描かれます。
Q. ワールドトリガーは完結していますか?
A. いいえ、2025年12月時点で既刊29巻・連載中です。掲載誌を「週刊少年ジャンプ」から「ジャンプSQ.」へ移して連載が続いています。巻数や揃え方の詳細は ワールドトリガー作品ガイド にまとめています。
Q. なぜ長い間、連載が止まっていたのですか?
A. 作者の葦原大介さんが2016年に頚椎症性神経根症を発症したためです。2016年50号ごろから2018年47号ごろまで約2年間休載し、2018年48号で再開。2019年1月号からはジャンプSQ.へ移籍して連載を続けています。
まとめ
ワールドトリガーは、異世界からの侵略者「近界民(ネイバー)」が現れた三門市を舞台に、防衛機関「ボーダー」の少年たちが戦術と連携で戦うSFアクションです。
力の弱いC級隊員・三雲修、近界民でありながら人間側に立つ空閑遊真、膨大なトリオンを秘めた狙撃手・雨取千佳——この三人を軸に、大規模侵攻やランク戦を通じた成長がじっくりと描かれていきます。
作者の体調による約2年の長期休載を経て、現在はジャンプSQ.で連載が続き、2025年12月時点で既刊29巻に到達しました。
物語はまだ途上にあり、これから読み始めるにはむしろ良いタイミングです。
全体像に触れたら、ぜひ1巻から三雲修たちの物語をたどってみてください。



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