「アニメ2期が終わったけれど、コウはまだ吸血鬼になっていない。原作ではどう決着するの?」——よふかしのうたは、「恋をしないと吸血鬼になれない」という一点だけで200話走り切った作品です。
結論を先に書くと、アニメ2期が描いたのは原作10巻の第97話までで、残り10冊・約100話に決着が丸ごと残っています。
この記事では、あらすじを最初から整理したうえで、第200夜「それから」で2人がどうなるのかまで踏み込んで解説します。
結末に触れる章は分けてあるので、これから読む方は飛ばせます。
読み終えるころには、11巻から買えばいいのか1巻から揃えるべきかが判断できます。
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30秒でわかるよふかしのうた
- 学校に行かなくなり、眠れなくなった中学生夜守コウが夜の街へ出る。
- そこで出会ったのが、吸血鬼の少女七草ナズナ。
- 吸血鬼になる条件は「その吸血鬼に恋をすること」。コウはナズナに恋をしようとする。
- 吸血鬼を狩る探偵や、他の吸血鬼たちが絡み、夜の街の事情が広がっていく。
- 全20巻・全200話で完結。続編『羅刹編』が2025年7月から連載中。
アニメ2期が描いたのは10巻の第97話までです。
よふかしのうたはどんな物語?
主人公の夜守コウは、中学校に通わなくなった少年です。
理由は明確な不登校というより、周囲に合わせることに意味を見いだせなくなったことにあります。
眠れない夜に家を抜け出して街を歩くようになり、そこで七草ナズナと出会います。
ナズナは吸血鬼で、コウに血を吸わせてほしいと持ちかけます。
コウは吸血鬼になることを望みますが、条件がありました。
吸われる側がその吸血鬼に恋をしていなければ、人間は吸血鬼にならないというものです。
そこでコウは「ナズナに恋をする」ことを目標に、夜遊びを続けます。
恋を目的として設定してしまった少年が、本当に恋に落ちられるのか——これが200話を貫く問いです。
物語の大きな流れ

序盤(1〜6巻あたり)— 夜の街と、恋の条件
序盤は、コウとナズナの夜遊びが中心です。
自販機の前で話し込む、街を自転車で流す、他人の家に忍び込むといった、目的のない時間が繰り返されます。
そこへ他の吸血鬼たちが登場し、それぞれが「自分に恋をした人間」をどう扱ってきたのかが示されます。
恋と吸血という関係が、コウとナズナだけの話ではないことが分かってくる区間です。
中盤(7〜13巻あたり)— 探偵と、過去
中盤で、吸血鬼を狩る探偵が本格的に絡んできます。
コウの周囲が危うくなると同時に、ナズナ自身の出自と、彼女が何から目を逸らしてきたのかが掘り下げられます。
アニメ2期が扱ったのは、この流れの途中である10巻の第97話までです。
つまり物語の折り返し地点で映像化が止まっています。
終盤(14〜20巻)— 恋の自覚と、別れ
終盤で、コウとナズナは互いへの感情に名前をつけざるを得なくなります。
そして自覚したことが、そのまま2人がこれまでの関係でいられなくなる理由にもなります。
第198夜で2人は一度離れ、そこから最終回までが後日談として描かれます。
よふかしのうたの最終回・結末
原作は全20巻・全200話で完結しています。最終20巻は2024年3月18日発売です。
ここから先は結末に触れます
まだ本編を読んでいない方は、この章を飛ばして次の「どこから読み始めればいい?」へ進んでください。
コウは吸血鬼になったのか
結論から書くと、コウは半吸血鬼の状態のまま物語を終えます。
完全な人間にも、完全な吸血鬼にもなりません。
重要なのはその条件です。
コウが半吸血鬼としての力を保っていられるのは、ナズナへの想いが続いている間だけという形になっています。
「恋をすれば吸血鬼になれる」という設定が、最後に「恋が続く限りこの体でいられる」という形へ裏返るのが、この作品の畳み方です。
198夜からの1年、そして3年
第198夜で2人は別れます。
第199夜はそこから約1年後で、中学3年生になったコウは探偵事務所の助手として働き始めています。
日常に戻ったように見えて、彼はナズナを忘れていません。
力が残っているという事実そのものが、その証明になっています。
最終第200夜「それから」
最終話は、別れから3年後です。
ナズナは一人で旅を続け、夜が明けない極夜の土地まで辿り着いていました。
そして、ある日ふいにコウのもとへ現れます。
なぜ来たのかと問われた彼女の答えは、「会いたかったから」という、それだけのものでした。
理屈や条件をさんざん積み上げてきた物語が、最後は理由になっていない理由で閉じられます。
2人は以前と変わらない調子で、とりとめのない会話を再開します。
どこから読み始めればいい?
アニメ2期まで見た人 → 11巻から
第97話までが映像化済みなので、続きは第98話です。11巻から20巻までの10冊で完結まで届きます。未映像化分がちょうど半分残っている計算になります。
アニメ1期まで見た人 → 6巻あたりから
2期の範囲をまるごと原作で読むことになります。
未読の人 → 1巻から全20巻
完結済みで、20巻は一気読みしやすい長さです。少年サンデーコミックスは1冊あたり税込550円前後で、全20巻の新品価格はおよそ11,000円前後が目安です。
続編まで追いたい人 → 本編20巻+『羅刹編』
2025年7月から続編『よふかしのうた -羅刹編-』が連載されています。
全20巻のリストと、紙・電子・中古の使い分けはよふかしのうたは全20巻で完結!全巻リストと一番お得な揃え方にまとめています。
同じ少年サンデーの作品をほかにも探すなら週刊少年サンデーのおすすめ漫画まとめ|完結の名作から連載中の話題作までが参考になります。
作品情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | コトヤマ |
| 出版社・レーベル | 小学館(少年サンデーコミックス) |
| 掲載 | 『週刊少年サンデー』 |
| 連載期間 | 2019年8月28日〜2024年1月24日 |
| 巻数 | 全20巻・全200話(完結・最終巻2024年3月18日発売) |
| アニメ制作 | ライデンフィルム(1期2022年・全13話/2期2025年・全12話) |
出典:Wikipedia『よふかしのうた (漫画)』、コミックナタリー「「よふかしのうた」最終20巻発売 全16枚のポストカード付き特装版も」(2026年9月時点)
よくある質問
よふかしのうたの最終回はどうなりますか
第198夜でコウとナズナは一度別れます。最終第200夜「それから」は3年後で、旅を続けていたナズナがコウのもとへ現れます。なぜ来たのかという問いへの答えは「会いたかったから」で、2人は以前と変わらない調子で会話を再開します。
コウは吸血鬼になりましたか
完全な吸血鬼にはなりません。半吸血鬼の状態のまま物語を終えます。ナズナへの想いが続いている間は、その力を保っていられるという形になっています。
よふかしのうたは全何巻で完結していますか
全20巻・全200話で完結しています。最終20巻は2024年3月18日発売です。
アニメ2期の続きは何巻からですか
原作11巻からです。2期は10巻の第97話までを映像化しているので、続きは第98話にあたります。11巻から20巻までの10冊が未映像化です。
続編はありますか
あります。『よふかしのうた -羅刹編-』が2025年7月から連載されています。
まとめ
- 眠れない中学生が、吸血鬼になるために「恋をしよう」とする物語
- 序盤は夜遊び、中盤は探偵とナズナの過去、終盤14〜20巻で恋を自覚し別れる
- コウは半吸血鬼のまま終わる。ナズナへの想いが続く限り力を保つ形
- 最終第200夜は別れから3年後で、ナズナの「会いたかったから」で閉じられる
- アニメ2期は10巻97話まで=原作のちょうど半分が未映像化で残っている
条件と理屈で始まった話が、最後は理由のない一言で終わります。


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